オリンピック ペアスケートのパートナーシップについて

オリンピック　
４年に一度の最も私の大好きなフィギュアスケートの種目
ペアがショートプログラム　フリーとも終了しました。
中国フィギュア史上初の金メダル、また銀と共にワンツー。
ロシア、オリンピック１３連覇の牙城を崩しました。

結果は　
　　　　金　中国　申雪・趙宏博
　　　　銀　中国　ほうせい・とうけん
　　　　銅　ドイツ　えーーっつと
　　　　４位ロシア　川口悠子・スミルノフ

金のペアは夫婦で３６歳と３１歳です。
この年齢で最も体力のいるペアで金を取るとはっつ！！
確かに実力はものすごいですが、年齢もすごい。
なんか励まされます・・・

銀は３０歳同士。ほうせい・とうけんは私が今最も好きな
ペアです。トリノで惜しくも４位に終わり、今回にかけてました。


特筆すべきはこのペアの年齢だけでなく、
金のペアは結成１８年
銀のペアは結成１７年ということ、
また惜しくもメダルを逃しましたが、中国の前回トリノ銀メダリスト
も結成１０数年。
どれだけ長く同じ相手と氷にのっているのだろう

まさに恋人とか夫婦とかで形容できないパートナーシップでは。

１０年以上前に大阪で見た４大陸選手権でこれらのカップルを見たそのまま今に同じ３組がいる、すごく嬉しい。

この年数を組める社交ダンサーが何人いるだろうか。

周りで聞く話は１年、半年で解消する話が社交に多いです。

でもスケートのペアは組むとちっとそっとで解消がない。
だから１回相手が見つかると長いけど、見つからなければ
ずっと見つからない。相手が回転しないから。

社交でよく喧嘩しながら乱暴なリードやフォローをする場合があります。

ペアスケートでそれをしたら命に関わる

もし、相手を信頼できず、憎いと思った時点で練習は危険な武器
に変わる

スケートにも色んなペアがあるけど、私は少なくとも
スケートのパートナーと喧嘩したことは一度もなかったです。
腹を立てた事もない。これは特殊なのかどうかわからない。
最初の相手とは５年あまり組んだけど、練習で揉めた事は
一度もなかった。次の相手とも円満でした

もめないってのは練習で熱くならない、と意味が違いますが。
スケートでも社交でも練習が白熱して、熱くなって、
高揚する、それはお互いを高めるのに断然あり、です。
穏やかすぎる練習も伸びシロが無くなるので・・・・。
いい刺激を与えあって、激しい練習をする、それは理想です。
円満だから和気あいあい、ってほんわかとは違うので・・・・
激しいけど終ったら穏やか・・みたいな


私もこの中国の　金・銀ワンツーカップル　のように、
年齢が高くても、あきらめず、夢をつかむ信頼できるパートナーシップを目指したいものです