母の日の贈り物

　5/5のこどもの日　愛息子は町内のお祭りに行きました。

　1000円のお小遣いを持って、近所の子供達みんなと楽しそうに遊びまわってました。
そのまま、愛息子は祖父母の家にお泊りして、楽しい子供の日を過ごしたようです。

その次の日のこと。

　愛息子が、照れくさそうに、そして嬉しそうに、紙袋を私に差し出しました。
「母の日のプレゼントだよ。」　と。

　中身は、大きめのお皿と、5色の小鉢、それと金のシールプレート。

お祭りの日にもらったお小遣いで、このプレゼントを買ったのだそうだ。
大きなお皿は、「きっと使うと思って。色んな色に光るのがいいでしょ。」と
5色の小鉢は、「この花がかわいいでしょ。ママはどの色が好き？」　って
金のプレートは、「これはただでもらった～。けど、ママのバイクは金だから、使えるでしょ♪」だって。
嬉しそうに、プレゼントを選んだ理由を話してくれました。

　あとで、前日の夜の愛息子を見てくれていた祖母がこっそり
その日の様子を話してくれたんです。

ばばちゃん 「あの子ね、買ってきたそのプレゼントをね、何度も何度も紙袋から
出してみたり、入れてみたりして、それを手にとっては、ニコニコしてたんだよ～。」

　泣かせる息子に育ったもんだ。
　いい子に育ったもんだ。
　人の喜ぶ顔がみたいと思える子によくぞ育った。

　ありがとう。
嬉しくて、こっそり泣いたことは、また大きくなったら話すとしようかな。