森で生まれ育ったぞうのババール。
狩人に撃たれて、母親を亡くし、悲しみの中逃げ出したババールは、人間の住む街へ行く。
お金持ちのおばあさんと出会って、財布をもらい、洋服も買ってもらう。
デパートのエレベーターに大はしゃぎ。
初めての買物、おばあさんとの暮し…。
毎朝ふたりそろって体操もします。
おばあさんは、ババールに人間社会のあらゆる教育をほどこして、ババールは立派に成長します。
それでも、森で遊んだころがなつかしくなる。
そんな時、従兄のアルチュールとセレストが街にやってきた。
ババールは従兄弟たちにも、洋服を買ってあげたり、ケーキ屋さんにもつれていく。
いとこのぞうたちと出会ったのを機に森へ帰ることに。
ババールと別れを惜しむおばあさん。
一緒に森へ帰ったいとこのセレストと結婚して、ぞうの王様になったババールと王妃になったセレストでした。
ふたりは気球で新婚旅行へ出かけます。
フランスの絵本だな~と思う点がたくさんありました。
アルチュールが食べているケーキは「ブリオッシュ」です。
ゾウが2足歩行をしたり、擬人化していて、とても発想が面白いです