goo blog サービス終了のお知らせ 

自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

母畑温泉八幡屋さんでのアートセラピーセッション

2011-04-17 09:15:06 | 被災地へのアートセラピーによる支援
昨日、ボクは日帰りで福島へ。


火曜日に行って、


「一刻も早く、この子どもたちにアートワークを!」

と言う思いと、

「早くさぶをサポートしなければ、さぶに負担がかかりすぎる!」

という二つの想いで、即座に週末からのサポートを決めました。




火曜日の福島からの帰り道に、一緒に行ったノリチャンに、ボランティア登録しているアートセラピストに片っ端から電話をかけてもらって、主要メンバーを決めました。



まずはりよちゃん。


世田谷の一家殺害事件後の地域へのサポートは、近隣に住んでいる彼女がきっかけでした。


中越地震の際の前半のリーダーもりよちゃんでした。


その後、恵里ちゃんに引き継がれ一年間のサポートをし続けることができました。


そしてさぶの一番のアートセラピスト仲間、ハナコ。


実家を津波で流されてしまったさっちん。



この3人とさぶが、金曜日から3日間八幡屋さんと小野町町民体育館でのサポートに入ります。




ボクは、と言うと、土曜日だけ八幡屋さんでのはじめてのアートワークに参加です。



昨日は、セッションスタートぎりぎりの11:00前にようやく到着。


到着前に、ボクの携帯に何度も着信履歴。


りよちゃんから・・・・ではなく、りよちゃんの携帯を使ってYちゃんと言う中学1年生の女の子から。



この子はボクは知りません。



知らない子が、メールまで入れています。




「しばしば、遅いぞ」って。




何とも不思議な女の子。



3人姉妹の長女です。







「子ども村」と名付けられた会場にはロール紙がひきつめられ、すでに落描きの跡・・・・。





午前は幼児向け、午後は小学生向け、と決めたのですが、休みで何もすることのない子どもたちにとって、そんな区別は何の意味も持ちません。



小学生7~8人。

幼児・・・・たくさん・・・。


印象的だったこと。



アートワークはほとんど参加しないTちゃん。


突然、「そろそろやっちゃおうか」と、友達のAちゃんに何やらつぶやく。




そして始まったのが、「くじ引き」


「これからくじ引きをやるから、並んで!」



少しぶっきらぼうだけど、やさしいトモミが声をかけます。


すると、ぞろぞろと子どもたちが並びます。




お手製のくじ引き袋の中に一杯くじが入っていて、それを引くと、「あ」と書かれた当たりくじと、「は」と書かれた外れくじ。



あたりの人には、これまた折り紙で作ったお手製のお花やハートの形。




Tちゃんは4人姉弟の二女。



ずっと会場の子どもたちを見守り続けていました。



ボクが帰る時間になった時、Tちゃんがボクを手招きします。


「はい」


無愛想に手渡されたのが小さな封筒。



「ここで読まないで!」



部屋から出てそっと読むと、






「みなさんへ、たのしかったね ごはんをいっしょにたべましょう おふろもはいろうね。ときどきね あそびにいくね」



涙なしで、これが読めるでしょうか…。



でもあいにくボクは帰るからご飯は一緒に食べられないし、ましてやお風呂は・・・・・・・



そのあとも、TちゃんはAちゃんとRちゃんを誘って、手紙を書いてくれました。


それを見ていた、まだ2年生のNちゃんも。





「みなさんへ ごはんになたら そちにいくから♡ね♡ Nより」


帰り道、どれほど幸せだったか・・・・。



チームは今日も現地で動いてくれています。



午前中は、八幡屋さんで「子ども村」が「ママトーク村」になる予定。



まァ、予定ですからね。



午後は、小野町の体育館に行きます。




さぶも、違う視点からレポートしてくれています。



来週の土曜日も、ボクは空いているので現地に行くことができます。



Facebookに「いもにあーとプロジェクト」のグループを作ってあります。


そちらにも写真がアップされています。


見てください。



アメリカのCHARTの理事のバクスターさんをはじめ、世界のアートセラピストがこのプロジェクトに注目しています。



びっくりですね。


さて、ボランティアまだまだ募集中です。



連絡下さいね。



mentalcare@questnet.co.jp

kodomomirai@cof.or.jp




なかなか土日が空く事の無いボクにとって、ラッキーなことに昨日と来週の土曜日が空いています。



はじめてのアートセラピーセッションの日に、その場にいられるのはとても嬉しいことです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿