天津から広州に移動した日の事

デジカメの写真を整理していたら機内食の写真が出てきて、その日の事を思い出したので……。

2011年12月14日。
私と娘が広州に移動した日です。

その日の予定。
０８：５０　会社の車がホテルに迎えに来る。
　　　　　　（最終日はマンション目の前のホテルで一泊していました）
０９：００　マンション引き渡し（会社→大家さん）があるので一応立ち会う。
　　　　　　（会社が継続して借り上げていたマンションなので私たちの立会は必要無いけれど、
　　　　　　　前任者の破損など自分たちに非が無い部分まで言われるのは嫌だったので一応立ち会う事に）
１０：３０　マンション出発。空港へ向かう。
１１：３０　天津空港・南方航空チェックインカウンターにて手続き。
１２：３０　余裕を持って搭乗ゲート前待機。
　　　　　　フライト後の食事のタイミングを考えて、食事はしないでおく。
１３：２０　天津空港出発
１６：２０　広州白雲空港到着

上記を見ると、食事が摂れるのは朝食後は機内食で遅めの昼食です。
ところが、出発予定を過ぎた１時半になっても搭乗待機状態。
少し遅れて搭乗が始まりましたが、その後１時間経っても飛ぶ様子は無し。
さすがに２時半過ぎまでお昼を食べないでいるのもつらくなってきた頃、フライト前に機内食が配られました。

南方航空の機内食は２種類。
牛肉煮込みあんかけご飯か、鶏肉煮込みあんかけスパゲティ。
それに、共通メニューでパン（←コレはかなり美味しい）・中華和え物（サラダ？）・杏仁プリンです。
量はさほど多くはなく、娘でも食べきれるほど。

軽食に近いそれを食べたのが３時頃。
３時半頃になって慌ただしい雰囲気で片付けが始まったので「お、飛ぶか？」なんて思っていたのですが、全く動かず。
ただアナウンスが流れるだけ。
（内容はちゃんと聞き取れませんでしたが、遅れているというようなことを言っていた）
さすがに周りの人たちが騒ぎ始めました。
多分仕事で移動であろうオジサン達はかなり怒っています。（そりゃそうだ）
４時を過ぎると「俺はもう降りる！」なんて怒鳴りながら荷物を持って降りようとする人が続出。
４時半頃、機内に残っている人はほぼ半数になっていました。（最初は満席）
そうなると降りる人の荷物を出さなくてはならないので、また遅れます（－－；）
５時過ぎになると、とうとう「チェックインをやり直すので、一旦全員降りてください」と言われました。
私は「飛ぶの？飛ばないの？振替便になるの？今日中に広州に着けるの？」と不安いっぱい。
最悪の場合近くのホテルで一泊しなくちゃならないかもしれないけど、荷物として預けられている猫は餌も水も暖房も無い状態で放置されるの？？？
（念の為にキャリーケース内側には靴下用カイロを数個貼りつけてあったけど）
その後も搭乗ゲート前でしばらく待たされましたが、５時半になると再び搭乗。
やっと、やっと、やっっっと飛んだのは６時でした。

遅れること４時間半。

夫が
「南方航空はよく遅れるから、到着時間予定じゃなくて飛んだら連絡して。
　それから時間を考えて迎えに行くから」
と言っていたわけがよく解りました。

その後、後ろの席から聞こえてきた中国人オジサンの会話。
Ａ「飛んだから機内食出るのかなぁ？」
Ｂ「機内食はもう食べたじゃないか」
Ａ「だけどアレは昼食だろ？この時間なら夕食が欲しいよ、腹減ったし。」
（だいたいこんなことを言っていました）

そうだよね～、６時に飛んだってことは到着は９時頃になるんだもん、夕食が欲しいよね。
そう思っていると皆同じ事を思っていたらしく、文句を言う人が出てきました。

そしたらこんな箱が配られました。



写真を見るとベーグルサンド♪



な～んだぁ、結構美味しそうな物が出るんじゃない♪
なんて思って箱を開けると……


……ガッカリ。



次に南方航空に乗る際には、バッグに菓子パンでも入れておこうと思います（＾＾；）





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