緊急避妊(巷ではモーニングアフターピルともいわれる)は、避妊に失敗した、レイプされた等のアクシデントの後に妊娠を避けるための手段です。
日本には専用薬がありませんが、飲むと吐き気に苦しむ中用量ピルを使用することになります(「プラノバール」を使います)。
諸外国には吐き気の原因となるEE成分のないノルレボゲストレル(のるれぼ)単独の製品「PlanB」があります。日本でもネットで個人輸入で買えます . . . 本文を読む
東京の渋谷に「性の保健室」ができ、9月23日までの期間限定で感染症検査や悩みに相談対応をしているそうです。
この「ティーンズルーム」はNPO法人「ティーンズサポート」(東京)が大学生などのボランティアが性に関する相談に無料で応じるほか、医師や看護師などに相談することができる(500円)。
クラミジア、淋病などの性感染症検査を、500円~3000円、採血によるHIV検査(1000円)。
性感染症 . . . 本文を読む
中学生に性の健康管理について教える際、重要なテーマに「避妊」があります。
避妊は「妊娠するようなことをしながら妊娠はしたくない」というムシのいい願望なので、かなり無理があるわけです。
何人子どもを生み育てることができるかは、人によってキャパがちがいますが、
人生でするセックスのほとんどは「妊娠しては困るセックス」なので、セックスをする際には「したくないときには妊娠しない」避妊の達人になる必要が . . . 本文を読む
HIV感染症は世界的な問題でありますが、国によってその流行の度合いはことなり、日本は幸いなことに「低流行国(低プレバレンス国)」といわれています。
つまり人口当たりの感染者は少ない、という意味です。
アフリカのある国では成人が3-4人集まると1人は最低HIV感染しているというような状況です。平均寿命が40歳をきっている国も増えています。ひとつの感染症でここまで国の将来が変わってしまうというのは . . . 本文を読む
JICAの青年海外協力隊の派遣枠に、「エイズ対策」なるものがあります。
その人たちの派遣前の研修を手伝ってもう数年たちます。
すでに2年の任期を終えて帰国している人たちもいて、国内あるいは再び国外で活躍している人もいます。
最初に依頼をされたときは「国内にも専門家はいないのに、どうやって(誰を)海外に派遣するのだろう?」でした。
実際に、社会人経験のない卒業したての人、HIV/AIDSの詳し . . . 本文を読む