JICAのエイズ対策 協力隊員

JICAの青年海外協力隊の派遣枠に、「エイズ対策」なるものがあります。
その人たちの派遣前の研修を手伝ってもう数年たちます。

すでに2年の任期を終えて帰国している人たちもいて、国内あるいは再び国外で活躍している人もいます。

最初に依頼をされたときは「国内にも専門家はいないのに、どうやって（誰を）海外に派遣するのだろう？」でした。

実際に、社会人経験のない卒業したての人、HIV/AIDSの詳しい話は今回が初めてというようなひとたちもいます。中には国内のNGO活動でバリバリやっていた人、HIV陽性患者のケアの経験のある医療者もまじっています。

派遣させる先も、日本より対策の進んでいる国もあり、各国・JICA・応募者の気持ちや思惑も多種多様な気がします。

それでも、派遣前に熱心に勉強をし、現地でショックや感動を味わい帰国した人の今後には期待をしています。なかには日本の対策を動かす人もでてくるかな・・と。