goo blog サービス終了のお知らせ 

くれよん日誌

北陸からの十色な日録

小さな美術館の古美術品。

2006年05月14日 23時44分56秒 | 茶道
隠れ里のような美術館に、来週いっぱいで期間限定のお茶道具の数々が展示されています。
それこそ目利きになるのにこれ以上の修業の場はありません。
系統立った天目茶碗の数々やら、青磁の超一流品が並べられた館内は愛好家で程ほどに混んでいます。
(それこそ物凄いお道具の数々を何気に時々展示する美術館なのだ)
詳しい人を道連れに鑑賞すれば、とっても心和むひと時が過ごせます。
ですが、雪月歌と母の二人連れはどうも本音がぽろぽろ・・・。
紅い堆朱の天目台・・・・気味が悪い
茶渋がぐるり縁に付いている茶碗・・・・漂白したい

いえ、ほとんどが素晴らしいお道具です。
特に青磁関係は肌の色が実に美しい一品ばかり。
可愛らしい香合に、今度機会があったら自分でも作ってみたいと思いました。
釉薬がちょっと難しいかも~~。
(茶碗類なら失敗しないで釉薬掛ける自信はある

他、それこそ知る人ぞ知る有名なお茶碗が並んで展示。
あまりの古臭さに
母「うわ~・・・これでお茶は飲みたくないね」

それって物凄く禁句のような気が・・・・真理なだけに否定出来ないし

お正客ってやっはり大変です。

ネタだらけな毎日2。

2006年05月14日 23時03分21秒 | 茶道
久々の休日~
昨晩瞬殺で寝てしまったので、さわやかな朝  不幸の電話が鳴る

母「今日お茶会だよ。迎えに来るね」



 いや~行きたくない~絶対知り合いに会いまくるぅ

もはや歩く広告塔の異名を自覚中の身には辛い試練の波状攻撃

パニック状態のまま拉致られて、席に入れば

ぶほっ・・・・・

いきなり知り合いが点前に出てくるものだから予期してなくて、吹いてしまいました。
と手を振れば(席中で振る方も振る方だとは思うけど)気が付いてアッチも
しかも頼まれ席主も知人で、ニヤニヤながらわざわざ近くの茶碗を取りに寄って来るし~
茶会後は近くの美術館に古美術を見に行き、(すっかり忙しくて忘れていたので危うく見逃すところだった)受付で券購入。
後からどやどやと(席を)ご一緒した長老方がやって来て、
「たしか70歳以上だと安くなるはず
あの~長老方・・・後から来た夫婦連れが可笑しそうにっているんですけど~~~。
「証明書持ってないけど、どうしよう」
受付の女の子。
「いえ、いいです。」

しかも顔パスかいっ

「私80」「私75」・・・・

もはや何と言っていいのやら・・・しかもたった¥200にそんな真正直に年齢を申告しなくても

だがしかし、母の分が安くなると知って払い過ぎの¥を返してもらった我が身には長老達をとやかく言う資格はなかったのでした。  
終り