天空のホメオパシー

ホメオパスがより天に近い場所で暮らし始めました。手を伸ばせば満天の星。レメディに乗り静謐な夜空を駆け巡ります。

秋の森に妖精が降り立つと・・・

2013-10-01 17:51:16 | 天上の花
サラシナショウマが秋の山林に生える時期になった

太めの針金のような茎に白く細かい花をつける

4枚の顎から勢いのある長いしべが線香花火の様にはじけていて

じっと目を凝らすととても美しい

若草をさらして食べたなっぱ

という意味らしいけれど

升麻葛根湯などに使われる解熱剤だ

トリカブトと同じキンポウゲ科 Ranunculaceaeだが

キンポウゲ科には人間にとって毒性のものが多い

しかしホメオパシーでは大いに役立つ

毒性があればあるほどエネルギーは強いわけだから

ホメオパシーの創始者ハーネマンは、まずそうした毒物を使って実験し始めた

トリカブト(アコナイト)はこの世に解毒剤が無いほどに強力な毒物だが、

成分を一切持たないほどに希釈振盪して作ったレメディがもたらす効能には驚くべきものがある

キーワードは「突然」

突然起きたどんな症状にもまずアコナイト

突然の発熱、突然の恐怖、突然の事故、突然のけが、etc、etc、etc・・・

これを知らないと知っているとでは予後に大きな差がつく

世界中の医療者がアコナイトを知ってさえいればどれほど患者さんの福音になることだろう


さて升麻 Cimicifuga

レメディになると女性の諸問題に絶大な力を発揮してくれる

お産が中々進まないときなども上手に使っている産科の医者もいる

現代の医療は細分化、専門家されすぎているが、

分野を超えて医療を施さなければならない緊急時や家庭医などは、インドや欧州諸国のようにホメオパシーを併用すると医療に厚みができていくかも知れない

代替医療と一蹴するには勿体ないドイツ由来の医学体系に敬意を払うのに遅すぎることはない


秋が深まる山中、りんとした女性の立ち姿の升麻

美しい

ホメオパシーセラピールームSAHHO/クラシカル









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