昨夜
は
眠れなかった。
後悔
と
不安
年をとる
って
こういうことか、、、
若い頃
には
未来なんて
永遠に近いくらい
有る。
自分の行く先なんて
見えなくて
毎日
ひたすら
働いて
笑って
ご飯
が
食べられていたら
困難
に
当たっても
ひたすら
働けば
なんとかなる
すぐに
吹っ切れた。
昨夜
眠れない頭
で
堂々巡り
した
思考
夫
は
退職
私も
いずれ
そうなる
年金
は
たかが
しれている。
貯金
を
食いつぶし
ながら
の
余生だ。
これから
大金
を
使っていくには
リスク
が
のしかかる。
暗い
迷路
に
迷い込んだ
ように
得も言えぬ
感情
深い不安
に
とらわれて
いた。
自分の行き先
が
なんとなく
想像
できるからだ。
ふと?
あと20年
この家
このまま
で
本当に
大丈夫?
と、
浮かんだ。
夫
も
亡くなった後
崩れて行く
我が家を
どうにもできなくて
息子
や
娘
に
負担
を
かけている
自分
が
見えた。
少し前に
我が母
に
いみじくも
言い放った
私の言葉
母さんたちが
手を入れないで
ほっぼらかして
おいた
ツケ
を
今さら
子どもに
どうしよう
あれが気になる
これが気になる
なんて
言わないで!
今まで
大丈夫だったんだから
大丈夫よ。
私たちに
これ以上
負担かけないで。
そう言った
私の言葉
が
クルリ
と
向きを変えて
私に返って来た。
暗闇の中で
そうだ
今、
手を入れて
おかないと
年老いて
どうしよう?
どうしよう?
と
気になり出しても
自分では何にもできない
ただ
うろたえて
迷惑かけるだけだ。
ここが
まだ
正念場
今なら
まだやれる。
新たに湧いた
光明
とも言える
感情
が
少し
私の心
を
落ち着かせた。