楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

2013年の奇跡 - プレミア体験報告その2

2013-12-30 01:28:08 | サンドラ・ブロック イベント

 途中で力が尽きた「ゼロ・グラビティ」ジャパン・プレミア体験報告の続きです。

報告その1はこちら:

http://blog.goo.ne.jp/serenity27/e/8badba513a3300544686f19fd50e658a

もうイベントから3週間たってしまって、今さら感いっぱいですが、これは私の思い出としてやっぱりちゃんと書いておかねば。

 さて、サンディー、アルフォンソ、デイビッドの3人は、いったんテントの中へ。カメラマンたちがステージ前に戻ってきて用意をするなか、ステージ上ではどんどんドライアイス。WB側からカメラマンに、登場の時だけフラッシュはたかないでとか何とか要望が出て(ドライアイスの演出が台無しになるからという理由らしいです)、カメラマンたちとちょっとモメてました。カメラマンのほうから、フラッシュはドライアイスに影響しないとかなんとか。とにかくそのドライアイス、すごい勢いで、寒いのなんのって。コートやマフラーや手袋をしていた私たちがあれだけ寒かったのだから、サンディーはほんとにお気の毒でした。

 そしてついに登場。こちらの映像をどうぞ。アップしてくださった方、ありがとうございます!

それから、プレミア、試写会の写真はこちらのカメラマンさんが楽しいキャプション付きでたくさん紹介してくださっています。その中から何枚か拝借…。自分で撮った写真もあるのですが、ブレブレだったり・・・。そのうち、こそっと投稿します。

http://www.cinemawith-alc.com/2013/12/gravity-premiere.html


 

こちらのもあります。それぞれ別角度からだと思うので、どれも貴重ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=_iKRN4bns4I

http://www.youtube.com/watch?v=kokn1oTMBAo

 3人は宇宙飛行士が付いたマイクを渡され、順番に挨拶。監督はこの映画はこんな感じ、とそのマイクで遊び、サンディーもそれに合わせて遊び…。

  サンディーは頑張って覚えた日本語の挨拶。たぶんテントの中で復習していたに違いない。通訳さんが訳している間、サンディーはあちこちを見まわしながらお手振り。わりと近くを見ていたので、何度か私たちにも手を振ってくれました(と思う)。ほんとに近い。目が合った(気がした)ときはもう興奮最高潮。サンディーは骨格がしっかりしているし、女優さんにしては顔が特に小さいわけではないですが、細すぎず、しっかり鍛えているけれども、マドンナのような隆々になってない見事な二の腕。ほんとにきれいでした。キュアロン監督、ヘイマン氏ともほんとに仲がよさそうでした。

  こんな感じでよく手を振ってくれました。

 監督とだけでなく、ちゃんとヘイマンさんにもマイク遊びを仕掛けて仲間外れにしない心遣い(笑)。

 横顔フェチの私としては、これを載せないわけにはいくまい・・・。女優さんの中で、サンディーが造形的に見てものすごい美人だとは思いませんが、横顔に関しては、これくらいきれいな人はあまりいないんじゃないかと思います。

特別ゲストとして登場した宇宙飛行士の山崎直子さん。サンディーが撮影前に連絡を取り合ったNASAのケイディーさんも小柄でしたが、山崎さんも小柄ですよねえ。こんな体で厳しい訓練に耐えるのかあ、と感心します。ただ、山崎さん、ビデオで分かるように、しっかりネタバレをしゃべってしまっていました。いや、結末はきっとそうだろうと誰もが想像はするわけですが、それでも公開前に言っちゃいけませんよねえ。

この写真、登壇した山崎さんは緊張されてたのか、サンディーしか目にない感じで、迎えるキュアロン監督は通りすがりにさっと握手、という感じで、ヘイマンさんとは握手せず(笑) 何となくさびしそうなアルフォンソ…

そして最後のパン!という音に驚いた(私も驚きました)サンディーの顔! こういう完璧に素が出るときにきれいでいられるなんて、さすがというか、うらやましいというか・・・。全身が固まってますね。この瞬間をとらえたカメラマンさん、すばらしい。この時、キュアロン監督も飛び上がらんばかりに驚いていて、私も驚きながらそのリアクションに笑いました。

「あ~ビックリした」

「カンベンしてよ~」

完全にメキシコのおやじさんに戻っているアルフォンソ(笑) 髪の毛のはね具合もかわいい。

 20分ほどのステージの間、ビデオを獲りながら、撮影もし、拍手もしたり、しっかり生でも見なくちゃと忙しく、終わってみると、ビデオと写真撮影を友人と分担するか、ビデオだけに専念するべきだったということですね。とにかくステージ前の最前列で見られたのは本当にラッキーでした。たぶん10年分ぐらいの運を使い果たしたと思います。

 私たちのすぐ横にいた女性2人組もそうだったのですが、特にファンでもなく、イベントがあれば応募する、という人たちもかなり多かったんじゃないかなと思います。イベントのファンということですかね。人それぞれなので批判するつもりはありませんが、よほどいろんな意味で余裕がある人たちなんだろうと思います。サインをもらう位置を確保するには早朝から並ばなければならない。サインをもらえる位置か、肉眼でステージを観られる位置につけなければ、あとは遠くから見るか、モニター越しに見るか、で、イベントの1時間以上を過ごすわけです。ファンであれば、それでも同じ場所にいられた、という満足感があると思うのですが、そうでなければ、よくそれだけの時間と労力を費やせるものだなあと妙に感心します。これを考えると、日本のアイドルやアーティストの中でやっている、コンサートのファンクラブでの抽選というのは、ある意味で理屈に合う気がします。本当のファンだけが集まるという意味で。

 さて、ステージ最前列だったがために、イベント終了後はなかなか動きだせず、友人と私は、舞台挨拶には間に合わないかもしれないとほぼ観念しました。よく見えたし、上映に間に合えば・・・と思いつつも、やっとレッドカーペットに出たら頑張って走り、遅かったのが幸いしてすぐにエレベーターにも乗れました。シネマに着いたのはかなり遅いほうだったと思いますが、入口で特製3Dメガネをもらって中へ。

 こちらが3Dメガネ。プレスシートも配ったんだろうと思いますが、私たちが着いたときには渡されず。(プレスは別の試写の時にもらっています。)そして、それは今、サンディーが「ZIP!」でもらったのと同じ宇宙人グラスホールダーに載ってます。だって、サンディーと同じモノなんて、なかなか持てないし(言い訳)。

 シネマではほんとに前から4列目で、しかも真ん中というすばらしい席。(映画を観るには前すぎました。)さっきのステージからとほぼ同じぐらいの距離でサンディーたちを見ることができました。そして、舞台挨拶中は写真撮影OKということで、みんな大喜び。

 舞台挨拶の様子はこちらで。


 サンディーはここでも日本語で挨拶を始め、途中で拍手されると、「ちょっと待って、まだあるから」と続きを。

映像で分かるように、ここまで来るとかなり足が疲れてたんだと思いますが、脚をクロスされたり、けっこうドーンと開いて立ったり(笑)

キュアロン監督がサンディーのトレーニングの過酷さ、その後、撮影に入ると、それは完全に身についていて、感情表現と演技に集中していたのがすばらしかったと言うと、サンディーはそれを神妙な顔で聞いていましたが、私は、彼女がちょっと感激しているようにも見えました。

客席の1列目にはキュアロン監督のお子さんたちが座っていたので、監督やサンディーはちょっと合図したりしていました。最後の挨拶でサンディーは日本人とのハーフである義弟のレイさんのことに触れていました。「私は日本がとても大好き。私が世界でいちばん好きな男性のひとりがたまたま日系で、さらにたまたま妹と結婚したということもあります。それが理由で日本人のみんなが好きなわけではなく、それは義弟を好きな理由なんですけど」とリップサービスも忘れずに。この時に、"That's not why I love you guys, but that's why I love him." と、"you guys"という表現を使うところが親近感というか、いい感じでした。

こちらは私の携帯写真なので、小さいですけど。

 

その後の試写は、終了後に拍手も上がっていました。TOHOシネマズ六本木ヒルズの3Dは、ちょっと暗かったかなあという印象。それにさっきも書きましたが、4列目ではスクリーン全体が一度に視界に入らず、私は後ろのほうの席が好きです。

 こんなふうに私の奇跡のプレミア体験は終了。直接触れ合うことはできませんでしたが、憧れの人を間近で見ることができ、その人からはそれまでのイメージを裏切られることがなく、大満足の一夜でした。

なつかしの「トゥー・ウィークス・ノーティス」来日会見(2003年5月) ギリギリ30代のサンディーはやっぱり若い。この時の会見も爆笑ものでした。

そして「イルマーレ」プレミア(2006年9月)。キアヌとのインタビューはいつも爆笑。

「イルマーレ」の時、いろんな記事やインタビューを読み、サンドラ・ブロックという人の言葉や考え方に強く共感をもち、それからは過去にさかのぼっていろんな記事を読みまくり、DVDを手に入れられる限りはすべて手に入れて何度も観ました。あの当時の私自身の状況とか心境も影響したと思うのですが、サンディーの存在自体に同じ女性として自分でも意外なほど刺激を受けたのでした。この7年間でサンディーが置かれた状況は公私ともに激変しましたが、変わらないのは、ファンでいてよかったと思える人であること。それをつくづく感じた一日でした。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました

 


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