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セレナの部屋

詩と日記 

時の流れの中で  優しい時間を・・・

思い出の一ページ・・・

2009-06-08 12:55:00 | インポート
信じなければ・・・
思い込みは良くないと自身に言い聞かせている・・・
どうして自分のことになると弱いんだろう・・・セレナ

ふと高校生のとき書いた詩集が目に入る
ノートは赤茶けている
ぺージを開くと思春期の恋する想い
友達への想いがぎっしり書き込まれている
神戸の海を見ながら通った電車の中の恋
恋愛とは何なのか 人生とは何なのかと問いかけている
あの頃の自分がいる ある部分変わらない自分がいる 

最後に卒業旅行で京都に友達と行ったときのことが書き残されていた
東京の親切な男子大学生二人と知り合い一日一緒に歩いたのだ

昭和○○年3月14日記
  
・・・東京の人・・・

さよなら東京の人
京都で会った東京の人
名前も聞かずに別れた人
ただ浮かぶのは
楽しかった一日
顔を見合わせて笑ったコケ寺
バス停で写した記念写真
一緒に歩いた名所地
日暮れがこわかった
さよならをしなくてはならない日暮れが

別れのとき
振り向いて手を振ってくれた
私の手は宙に浮いたまま動かなかった
彼を追いかけたいと思った
あと一日一緒に旅をしたいと思った
さよなら東京の人
もし もう一度会うことができたなら
あの日の思い出話を語り合いたい



   セレナ*(キラキラ)*