セレナの部屋

詩と日記 

時の流れの中で  優しい時間を・・・

優しさ・・・

2006-04-27 13:30:00 | 
新緑の山間の道。

育ちすぎたヨモギ。

寄り添うように枯れて弱々しい土筆。

もう少し早く来る事ができたなら・・・

知らず知らずに摘み取っていました。

・・・・

「これどうぞ・・・」

小さなビニール袋がさしだされました。

「すいません・・・」

手の中にいっぱいの野の草を詰めました。

振り返ると誰もいなくて・・・

走り去る車・・・

春の陽射のように穏やかな優しさをありがとう。