島根県内２５の公立・私立高校と分校で１日、卒業式があった。
松江市西津田９丁目の開星高校では、プロ野球ソフトバンクホークスに入団した白根尚貴さん（１８）ら１５２人が臨んだ。白根さんは宮崎県での春季キャンプを終え、２カ月ぶりに帰省した。２月初めに右ひじを手術してリハビリ中。式後、「３年間は野球の技術だけでなく、１人の人間としての心構えを教わった。一日も早く復帰してアピールしたい」と話した。
野球部監督で美術教諭の野々村直通さん（６０）も定年で、教え子を送り出す最後の年。式後は白根さんら元部員２１人に、１９９６年から恒例となっている似顔絵とはなむけの言葉を記した色紙を贈った。（岡田慶子）
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