【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)28日(日本時間29日)】米大リーグ、レイズから戦力外になった松井秀喜外野手(38)が29日(同30日)にも再始動する。
他球団へ移籍する場合、すぐに合流できるように準備しておく。
松井は現在、レ軍の本拠地である当地に滞在中。
代理人のアーン・テレム氏(58)が、松井獲得に関心のある球団を探している状況だ。
ここ2日間は休養した松井だが、再挑戦するためには体を鈍らせてしまうわけにいかない。
レ軍が松井に戦力外通告をしたのは25日(同26日)。
10日以内にトレードかウエーバー公示することになっている。
現状でトレード成立の実現性は低く、松井が現役続行を望むなら、自由契約となっての移籍か、マイナーでの再契約の道がある。
レ軍は松井の希望を最優先する方針だ。
レ軍では打率・147、2本塁打、7打点に終わった松井だが、後半戦と大舞台での強さは折り紙付き。
ポストシーズン進出を争っている球団が控え外野手として獲得に動く可能性はある。
松井も再びプレーできることを信じて、汗を流す。
★松井の今後
米大リーグでは、選手に戦力外通告をしてロースターの40人枠から外した場合、球団は10日以内に選手をトレードに出すか、ウエーバー公示(所属選手の保有権を放棄または解除することを告知する)を行う必要がある。
松井は8月3日(同4日)まで他球団からのトレードか獲得の申し込みを待つことになる。
申し込みがない場合、レ軍を含めマイナー契約するか、自由契約となって移籍先を探すことになるが、浪人を決断する可能性もある。
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