財政難の大阪府泉佐野市が市の名称のネーミングライツ(命名権)売却を検討している問題で、同市の千代松大耕市長は22日、「泉佐野という名前に愛着はあるが、売却の可能性は排除しない」と述べた。
市役所で取材陣の質問に答えた。
市は今年6~11月、市資産を使った効果的な有料広告の提案を国内外の企業から募集する方針。
売却先からの広告料で、税収以外の新たな歳入確保を目指す。
千代松市長は「あくまで提案事業者の募集なので、売却は企業側の提案があれば協議する。
市民生活にどのようなプラスがあるか十分に検討したい」と述べ、来週の市議会全員協議会で具体案を説明するとした。
大阪市の橋下徹市長はこの日、報道陣の取材に対し「本当に面白いアイデアだと思う。
成立すればいたるところに企業の名前が出るわけだから、ものすごい広告価値になる」と話した。
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