【ワシントン＝中島健太郎】米大統領選の共和党候補指名獲得を確実にしているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事（６５）は、２９日行われたテキサス州予備選で勝利し、８月の党大会での正式な候補指名に必要な代議員の過半数（１１４４）を確保した。米主要メディアが報じた。
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ロムニー氏の指名獲得は、最大のライバルだったリック・サントラム元上院議員（５４）が４月に選挙戦から撤退を表明したことで確実となっていた。
ロムニー氏は２９日発表した声明で、「共和党候補となるために必要な代議員を獲得できたことを謙虚に受け止めている。党は今、これまで３年半の失政を葬るのだという目的に向け、結束している」と述べ、民主党のオバマ大統領（５０）との論戦に意欲を示した。
（2012年5月30日18時53分
読売新聞）
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