日本の童謡 ブルガリア音楽で
ブルガリアの伝統的な音楽スタイルに取り組む3人組コーラス・グループ、ペルニカ・トリオ。
彼女たちが日本の歌に挑んだアルバム「ブルガリアン・ワラベウタ」(ソニー)が話題だ。
「ふるさと」「さくらさくら」「赤とんぼ」などを収録。伴奏なしのアカペラで、日本語で歌っている。日本のレコード会社の企画だが、メンバーのエウゲニア=写真中央=は「ブルガリアの音楽は、ジャズやクラシックとも融合が可能。日本の音楽でもやってみたかった」と話す。
伝統的なブルガリアの女声コーラスは、のどを開く独特の唱法で知られる。ワールド・ミュージックのブームもあり、1980年代末には世界的に有名になった。
日本の歌を聴いて「感受性が豊かで、美というものを理解している人たちの音楽だと思った」と、エウゲニア。収録曲の多くに、ブルガリア語の歌詞も付け加えた。「ブルガリア音楽の不規則なテンポや不協和音といった要素も入れたかった」。巧みなアレンジで自然に聴かせ、優しく郷愁をそそる魅力的な1枚に仕上げた。
グループは、ブルガリア出身のエウゲニアがロンドンで結成。後にジャスミーナ=同右=と、デシスラヴァ=同左=という現在のメンバーが加わった。英国では、2008年に初アルバムを出している。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B007CMMA9I'});
(2012年7月12日
読売新聞)
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