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新燃岳に溶岩ドーム出現 2日連続で爆発的噴火

2011-01-29 02:23:08 | 日記

 宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は28日も噴火活動を続けた。27日に続く2回目の爆発的噴火が発生。火口内に直径数十メートルの新しい溶岩の盛り上がり(溶岩ドーム)が確認された。宮崎県都城市などで多かった降灰は、火口の東方向に位置する宮崎市などにも広がり、宮崎空港が一時閉鎖されるなど交通も終日混乱した。サッカーJリーグのチームが宮崎県内でのキャンプを見あわせるなど、影響は各方面に広がっている。
 福岡管区気象台などによると、新燃岳では28日、噴煙が最高1800メートルに到達。午後0時47分には爆発的噴火が起きた。火口内の溶岩ドームは東京大地震研究所が上空からの観測で確認。すり鉢状の火口の底にあるため、崩落しても外部に被害を及ぼすおそれはほとんどないという。火口外には火砕流が500メートルほど流れた跡が見つかった。
 降灰は28日、風向きが変わった影響で県中部の西都市や新富町など6市町で新たに記録された。3日連続で大量の灰が降った都城市では27日午後、自宅の物置小屋の屋根に積もった灰を除去中にはしごから転落した男性(63)が意識不明の重体になるなど、噴火に絡む事故が2件あり、2人が負傷した。同市内では臨時休校する小中学校も出た。
 宮崎空港では28日午前9時55分から約3時間半、滑走路を閉鎖して積もった灰を除く作業をしたが、全80便のうち77便が欠航した。宮崎自動車道は一部通行止めが続いた。JR吉都線は28日夜まで運転を見合わせた。サッカーJ1の川崎フロンターレは降灰のため同県綾町でのキャンプを中止し引き揚げた。


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