ニュース万歳

日々のニュースをお知らせします。

マイブラ、CDの音見事に再現 スワンズ、不思議な陶酔感

2013-03-10 03:23:06 | 日記

 アイルランド出身のマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(マイブラ)と米国のスワンズ。1980~90年代に活躍した二つのバンドが相次いで来日した。
 マイブラ=写真・黒田隆憲=の音楽は、激しくひずんだギターと内省的で甘美なボーカルの取り合わせが、えもいわれぬ快感を生み出す。そのスタイルは「シューゲイザー」と言われ、多くの追随者が出た。今回の公演会場では、何と耳栓が配られていた。「音量を絞る気はない、爆音による空気の震動も体験してくれ」とのバンド側のメッセージと受け取れた。91年の名盤「ラヴレス」の収録曲などを披露。ボーカルが聴き取りにくいほど、楽器音が前面に出ていたが、手の込んだCDのサウンドが見事に再現されており、技量の高さをうかがわせた。
 一方、東京・代官山のUNITで一夜限りの来日公演を行ったスワンズは、初期には徹底的にネガティブな歌詞と殺伐としたノイズロックで注目された。89年のアルバム「バーニング・ワールド」では、ぐっと叙情的な歌に傾斜。今回のライブでは、スティール・ギターやパーカッション類も使い、轟音(ごうおん)による壮大な音世界を展開していった。こちらも「ニューヨーク・アンダーグラウンドの帝王」の異名に恥じない激しい演奏だったが、繰り返されるギターのフレーズやマイケル・ジラのドスのきいた、語りのようなボーカルを聴いていると、不思議な陶酔感に襲われた。
 マイブラは2月、スワンズも昨年、新作を出している。ともにこれまでの集大成的な力作になっている。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00005G499'});Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B000065313'});
(2013年3月7日
読売新聞)


関連ニュース


フルーティストになるには(青島広志のクラシックまるかじり)

「株価どこまで伸びるのか 1万4500円の強気予想も」:イザ!
「株価どこまで伸びるのか 1万4500円の強気予想も」:イザ!

アニメDVD発売日一覧