「壇蜜も「ハアハア」…Ｒ指定、下ネタ映画ばかり作るハリウッドの背景」：イザ！

【岡田敏一のエンタメよもやま話】
最近はほとんど見なくなったテレビですが、先ごろ、たまたま見ていたらあの壇蜜さんが「ハアハア」言ってるＣＭが流れました。
何かいなと思ったら、米国で昨年６月に公開されたハリウッドのコメディー映画「テッド」（ユニバーサル映画、セス・マクファーレン監督）のＤＶＤとブルーレイが７月２４日に発売されますよというＣＭでした。
「テッド」というのは、主人公である生きているテディベアのぬいぐるみのことです。
その昔、持ち主の少年の願いで生が宿り、生きているぬいぐるみとして大スターとなりますが、いまでは落ちぶれて酒と女とマリフアナ漬けの日々。
一方、少年も３５歳になり、冴えないサラリーマン暮らしの日々。
そんな“２人”が傷をなめ合うように一つ屋根の下で、いまだ自堕落な日々を暮らしているのですが…というお話です。
下ネタ満載のＲ指定（１７歳以下の観賞は保護者同伴が必要）の作品なのですが、米国では２億１８００万ドル（約２１８億円）の興行収入を稼ぎ、２０１２年公開のユニバーサル作品としては最大のヒットを記録するなど、大当たりしました。
この作品、日本でも今年１月に公開され“米国産コメディーは人種ネタや宗教ネタが多く、米国以外ではヒットしにくい”といわれるジンクスを久々に破り、大ヒットしました。


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