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第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)は2日午前8時、号砲を迎える。
昨季までの青学大「1強」の構図が崩れ、今大会は例年以上に混戦模様のレースとなる見通しで、エース区間の2区だけでなく、出遅れが許されない1区にも各校の有力ランナーが集結した。
29日の区間エントリーで各校の注目を集めたのが、東海大・関颯人(はやと)(2年)の1区投入だ。
両角速(はやし)監督は、前回区間2位の鬼塚翔太(同)が11月の全日本で1区9位と出遅れたことを考慮し、もう一人のエース格である関の起用を決めた。
出雲での好走と比べ、距離が伸びる全日本や箱根では結果を残せていないが、11月に初挑戦したハーフマラソンで1時間3分12秒と上々の走りを披露。
「全体的に、長い距離を走れる力はついた」と手応え十分で、前回2区13位の雪辱を誓う。
経験値では、前回区間5位の神奈川大・山藤篤司(3年)が優位に立つ。
同2区区間賞の鈴木健吾(4年)とのコンビでトップに立ち、前回大会総合5位の躍進を導いた実績があり、大後栄治監督は「2人が往路の安定感をもたらしてくれる」と信頼を寄せる。
区間登録は補欠だが、順大の栃木渡(4年)も1区での起用が濃厚だ。
出雲、全日本で課題となった1区の出遅れを防ぐため、前回4区区間賞の実力者を投入。
リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表の塩尻和也(3年)が待つ2区に好位置でつなぎ、二枚看板によるスタートダッシュで往路優勝への流れを築けるか。
4連覇を狙う青学大は、鈴木塁人(たかと)(2年)を起用。
1年時にアジアジュニア選手権5000メートル金メダルの実力を示し、先頭争いに食らいつきたい。
現時点で1区に区間登録された唯一のルーキー、東洋大の西山和弥(1年)は、日本学生対校選手権1万メートルで日本人トップの3位に入るなど勢いがある。
8月のユニバーシアード大会ハーフマラソン金メダルの駒大・片西景(3年)は、全日本でも1区2位と好走しており、区間賞有力候補の一人に違いない。
台風の目となりそうなのが、東大勢13年ぶりの箱根出場が確定的な関東学生連合の近藤秀一(3年)。
予選会では個人20位と、実力は折り紙付きで、「チームのエースである自分が先陣を切って、いい位置でタスキを渡す」と力を込める。
大集団でけん制し合い、スローペースとなりがちな1区だが、主導権をいち早く握るべく、積極的な攻めの走りでレースを加速させる選手が現れるか注目だ。
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2018年01月01日
09時04分
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