平民ごときが政治を語るのは恐れ多いが、やはり国の経済は、上に立つ方次第で変わって来る。
新しい総理大臣の政策が平民の暮らしにどう影響を与えるか、、
結論はタイトルに書いてしまっているが、政策から順に述べていきたい。
まず携帯電話代の引き下げである。
たしかに、携帯ショップで最新のアイフォンを購入し、色々なオプションを付けて、全部店員さんにお任せすれば携帯電話代は高い。
格安シムを契約し、中華のスマフォを使えば安い。手間はかかるし、手続き等も面倒で、時間もかかる。不具合があれば自己責任だ。
そもそもスマートフォンは、単に電話や、暇つぶしのゲームをする位なら何年前の画面が割れたような中古のアイフォンでも十分だ。
格安シムなんてマニアしか使いこなせない。普通の携帯は高いし、お年寄りにはこれしか選択の余地がない。これには納得ができる。
しかし、今のスマートフォンは、分からないことがあれば、大抵はググればわかる。専門的な知識でもそのほとんどは無料で動画解説付きで学べる。
これは、格安シムの契約で、中華の2万円程度で買えるスマートフォンを駆使すれば十分可能である。
価値を重視する人なら、今の携帯電話代は、月額3万円でも安い。(俺はそんなに払ってないけど)
と言う。
逆に言えば、新しい総理大臣は、多くの日本人と同様に「スマートフォンの価値を理解していない人。」
つまり価値よりも価格を重視する人。
と言える。
個人的にも国産の高いガラケーを綺麗に磨いて、自分から電話することはあまりないけど、かけ放題プランとかに毎月5千円ぐらい払っていると推測する。
でも、お年も70歳を超えているので、逆に政治家の仕事をバリバリこなしながらスマートフォンを使いこなすような人はいない。
他の面では価格よりも価値を重視する人のはず。という反論もあるはず。
しかし、この政策はいただけない。
最低賃金の引き上げを更にする。これは象徴的だ。
最低賃金の代表的な仕事。
清掃、店員の仕事。
外国人を含めれば、募集をすれば人が集まる店員や清掃の仕事の賃金は、その内容からすると需要と供給の関係で最低賃金だ。
しかし、この2つは、働く人ややり方次第で売り上げが大きく変わる。質が大きく変わる仕事でもある。
清掃の世界では性能の良いロボット掃除機や、洗剤、清掃用具。
物販も有人店舗から、無人化やネット販売が主となっている。
ただ、未だに日本では2つとも、ほとんど最低賃金のアルバイトが仕事を担っている。
理由は、少なくとも日本では、多くの人がこの2つの仕事内容の価値を消費者だけでなく、多くの経営者も理解していないためである。
だから、誰がやっても同じだからと言って、常に価格を重視する。
きつくて汚く誰がやっても同じ。かと言って資格も文字を読めなくても何とか務まるということで、給料を他の仕事並みに上げる。
ということで最低賃金を引き上げる。
つまり、価値よりも価格を重視する象徴的な考え。
歴代の首相の中で最も象徴的な方は小泉純一郎元首相。
しかし、新総理大臣もそれ以上の匂いが漂っています。
世の中の動きには逆らえませんが、、
前々から貧乏人と金持ちの差は価格を重視するか?価値を重視するか?
と考えていましたが、
ただ、多くの日本人と同じ価値より価格を重視する貧乏人と言える。
だから、新総理大臣は多くの国民に支持される。長期政権になる。
ここ数年で、地震や紛争、台風、テロ、様々な災害が発生し、的確な対応はされると予測します。いやこの点では菅義偉の他に適任者はいない。
ただ経済面では新政権の数年間で日本の衰退は加速する。
と予測します。外れて欲しいけどね。
価値より価格が重視される時代の中で、価値をいかに重視するか?
これが衰退加速時代の日本での生き残りのカギと見ています。
読んだ方の何かに役立てば幸いです。