日本ファシリテーション協会 四国サロン 12月勉強会in松山
(こんな立派なものが部屋の入口に!コムズさんありがとうございます)
「対立解消のコツ」に参加してきました。
なんだか、幸せへのキーワードの気づきもありそうです。
飛び入りの参加者もあり、とても学びの多い勉強会となりました。松山コムズさんさまさまです。
「対立」とは、2つのものが反対の立場に立つこと。また、2つのものが互いにゆずらないで張り合うこと。
のようです。
そこで、「対話」がキーワード
「対話」とは、自分の考えをオープンに開示しつつも、自分の主張や立場に固執せず、自分と相手の考えの背景を探求しながら、相互理解を深めるための会話。目的は結論をただすことではなく、テーマの意味を探求し、お互いの考えを深めあうこと。
だそうです。
変化の法則と似ています(相手のことを探る前に、自分の考えを開示しないと対話ははじまりませんね)
実は、「対話」(ダイアログ)は、昨年関西のイベントで全く同じレクチャーを受け、体験までしてきましたが、1年のファシリテーション経験により、この言葉・意味・行動、すべてかなりの重みを感じるようになっていました。しかし、まだまだ深い感じです。
それにしても、後から(今でも)沸いてくる気付き!なんなんでしょう?
今回のメインファシリテーター、きたさんのプログラムデザインの奥の深さ、感動です。
ワークとしては、対立の場面(課題)に対し、どのようなアドバイス、コツがあるかをグループで話し合う。
これが、また混乱。
何が混乱かというと、課題自体が「対立」している場面。
それを解消するためのアプローチを考える
グループでの話し合いも「対立」!
「対立」の二重構造、三重構造で、
今自分は、何に「対立」しているのか???
グループのみんなは、何に「対立」しているのか???
さらに、題材ワークの中身(物語)は、何に「対立」しているのか???
あくまでも、課題の場面を解決することではないが、ごちゃごちゃになり、話し合いの方向がみんな一致なのかを直ぐに見失う。
模造紙に明文化しているのに!
面白い!
それを解消するために「対話」をする。
言葉では理解しているようだが、なかなか深いところが見えない。時間がかかる。
そこで、私の頭は、ワークをしながらこんなところへ行っていました。
(稲を刈ったあとを上から見た写真)
この写真は、稲刈り後散歩と中に不思議で面白いので捕りました。
「教える知識は必要ない、自然への接し方がわかれば、全部自然が教えてくれる」
と、ネイチャーゲームやインタープリターをやられている人たちはみんな言葉は違えど、同じニュアンスのことを言います。
でも、この稲を見たときには気づけませんでしたね!
この時、実は自然は教えて、いや教えるつもりはないが実行していたんですね。
「根は一緒です。まっすぐです。狭そうです。文句言いません。刈られたあとも上へ向かう。目的は?でも行動はみんな一緒です。」
並行線でも、根を掘り下げると・・・・・同じ
並行線でも、向かうところは・・・・・・同じ
その目的は?・・・・・・生きるため?みんな自分にできることを後に残す?
それは、なんのため?
言葉をもった人間は、言葉によって知恵をもって、立場、価値観、感情で本当の根っこと向かう方向を忘れているのでしょうか?知っているが出来ないのでしょうか?
しかし、言葉は、その根っこと向かうところが共有できるすばらしいものです。共有し、互いを深め合うこともできます。
私としては、「ものさし」(価値観、勝手解釈の普通など)を外して、本当の意味で相手の話を聴く、
「そのとき判断しない」「評価しない」
が、永遠のテーマであり学びであることを再認識しました。
話し合うって結構出来ていません。
「物事、事実を謙虚な心で聴く、観察する」
久しぶりに、マインドを刺激する体験でした。
最後に、こんなすばらしいワークの後、
次回(来年1月)松山のメインファシリテーター!?が頭をよぎります。
とってもプレッシャーです。
テーマは「アイスブレイク」です。
温く、広い心でお願いします
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