祈る時「雑念」はどうして生じるのか。
目をつぶってじっとしているからだ。
<人間の脳>は目をつぶってじっとしていても、自動的に「考え」が回っていく。この時は「一つの目的」をもって集中しなければならない。
そうすれば雑念が消える。その状態で明確に口に出して願い求めなさい。
<目的>をもって祈れば雑念が来ない。
声を出さずに<心の中で祈り>をすれば雑念がたくさん来る。
雑念は祈りの妨害者であり、自分に害を与えるものだ。
だから、大目に見ないで叱りつけなさい。
祈る時や御言葉を聞く時<雑念>が来たら、手で頭をポンと叩きなさい。
雑念のせいで金(きん)のような時間がたくさん食われる。
<自分が目的としてやっていること以外の考え>が全て「雑念」だ。
<雑念>はそのままにしておくと、次から次へと続いて、その考えが夢にまで続いて、悪いことに雑な夢を見るようになる。
<脳>と<考え>はそのままにしておくと、「様々な考え」が活動する。
<考え集中>で雑念をきっぱりなくしなさい。
じっと座っていたり立っていたりしたら足がしびれる。そうしていて動いたり歩いたりすればしびれが消える。
これと同じく、<考え>もそのままにしておいたら雑念が生じ、目的を持って考えて行なえば雑念が消える。