goo blog サービス終了のお知らせ 

聖子の毎日

大阪・大国町の彫金教室&カフェ“cache cache”を拠点に活動する
ジュエリー作家・川原聖子の日々のあれこれ。

ティアラ展&井澤葉子さん作品展

2007-07-22 | 本・映画・美術館
今日は、京都文化博物館で開催(本日最終日…!)されている、
『ティアラ展』に行って参りました。
煌びやかで豪華な宝石。
カルティエやブルガリ、ルネ・ラリックに、
ミキモト…
さすが、「日本初、世紀を超えた100点」!
見ごたえのある展覧会でした。
それぞれのティアラの、職人技もさることながら、
身に着けていらっしゃった方々の事も紹介されており、
歴史やその時代背景も感じながら興味深く見る事が出来る展示でした。

そして、別館の、ギャラリーC.A.Jさん。
井澤葉子さんの個展(こちらも本日迄…)へ。
ニットとアクリルの、涼しげな作品。。。
クールで、シンプルで、心地よい素敵な作風は、
井澤さんのお人柄の表れにも感じます。
イギリスに行ってしまわれてから、お会いできる事も難しいので、
作品を拝見させていただけるこのような機会がとっても嬉しくて…***
井澤さんは、今年イギリスでも最高の栄誉にあたるジュエリーの賞、
「jerwood prize」にノミネートされていらっしゃるそうです!
素晴らしいです!
どうぞ、井澤さんが受賞されますように…☆



色の不思議

2006-06-14 | 本・映画・美術館


彫金教室の生徒さんに、色彩検定の試験にチャレンジされる方や、
色彩のお勉強をされいる方がいらっしゃいます。
皆さん、お勉強熱心で素晴らしい☆
私も色のことに興味がでてきて、
本やさんで目に止まった一冊を購入いたしました。
この本「色の秘密」(野村順一著)というのですが、
読みかけたところですがとても面白いです。
例えば、黒の包装紙の荷物と白のものを持ち比べると、
同じ重さなのに白が軽く感じるとか、
音にも色彩がある、などとても興味深いことがいろいろのっています。
他に、味は視覚で決まる、というお話では
目隠しして鼻を固くつまみ、リンゴの銘柄をあてるという実験をしたら、
生のジャガイモをたべてもリンゴだと勘違いしてしまうそうなのです。
目で認識するということがなくなるとわからなくなるのですね!オドロキです。
部屋の壁紙などの場合、暖色系は暑く感じ、寒色系は寒く感じて、
その心理的温度差は三度もひらきがあるそうです。
そして、暖色系の部屋のほうが時間が長く感じられ、寒色系では短く感じます。
視覚とは想像以上にすごい働きをするのですね。
普段なにげなく目にしている色の驚くべき効果。
意識して色を感じると、とても楽しそうです。

間宮兄弟

2006-06-09 | 本・映画・美術館
立て続けに、映画鑑賞を。。。
以前より気になっていたので、思わず☆
映画って、見出すとどんどんみたくなるのですよね。
佐々木蔵之介さんのファンとしては、
とても気になる映画!
映画館に参りますと、びっくりするほどの大盛況…
これは絶対みなければ!!!などと意気込み館内へ。
ドランクドラゴンの塚地武雅さんとの兄弟っぷりもとても素敵。
阿吽の呼吸とでもいいましょうか。
母役には、中島みゆきさん。
とってもかわいい母っぷりでした☆
とてもほのぼのとした、ほんわか楽しい映画でした!

かもめ食堂

2006-06-08 | 本・映画・美術館
先日、「かもめ食堂」を見てまいりました。
もう上映がはじまってから長いので、
見ることはできないとあきらめていたのですが、
まだやってるよ~と知人が教えてくださったのです。
用事の合間にあわてて行きました。
…見られてよかった!
フィンランドの空気感の素敵な映画でした。
お話も私好みで、夢中で見ました。
なんて素敵な食堂!
見ていると、おにぎりが食べたくなります!
出演者の方々も大好きな人ばかりでしたので、
ずっと見ていたくなりました。
上映期間が延びた様子です。
夜のみですが、ご興味がおありの方はぜひ。
おすすめです!

重源

2006-05-23 | 本・映画・美術館
cache cacheが始まる迄に戻って来ようと
早朝 奈良に向かい、国立博物園へ行きました。
重源展を見に…
仏像も見られるかしらと、ほのかな期待を抱きつつ。
いらっしゃってるのは、ご年配の方ばかりでした☆
この重源という方はその昔、平氏の南都焼き打ちによって
被害をこうむった東大寺の大仏さまを再建した人です。
(今の大仏さまは、戦国時代以降に作りなおされたもので、
そのときのお顔は今は見られないのですが)
学校での歴史にちらっと出てくる、仏師の運慶・快慶の仏像が
このころに生まれました。
いろいろな資料が展示されていて、なかなか楽しかったです。
運慶・快慶の仏像も展示されていたし!
重源の像は、まるで本物のような迫力でした。
お天気も大変よろしくて、鹿ものんびりしていて、気持ちのよい昼下がりでした。
ちょっとマニアックすぎ…?