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Gundam関連 観賞日記&感想

ラクスの戦後。

2006年05月28日 | ★DESTINYな話
今更ですが、時間もあるうちに書き置こうとおもいまして。。。

ラクスの話です。

ラクスは政治家の娘であるけれど、
彼女は世が平和ならば歌手として生きていけたであろう人…ということを
私は前提としてそもそも彼女を捉えていたので、

ヤキンの後、彼女が表舞台から身を引き、プラントから離れたことを
「罪」だとも「失敗」だとも考えていなくて…

けれど、その事がデュランダル議長という存在に力を与える隙を赦し、
ミーアというプロパガンダのための人形を産むこととなった。
というのも確かに事実。

だから、ラクスにも罪がある。
ヤキンの後世界から身を引くべきではなかった。

という意見も多々あることを知って。

大きく反論はしないんだけど、
それってラクスに対して厳しすぎる意見だナーと思っていたので、
小説最終巻を読み終わって、
彼女の私なりのフォローをしておきたかったというのもあったんですが、
ちょっと本当に今更ですが。



力があるならば、その力を世界のために使うべきだ。

というのは確かに正論だけれど、
心がそれを望んでいなければ、それは「押しつけの正論・正義」でしかない。

ゲノム解析で適正があるから、彼女は政治に携わり、世界に貢献すべき。
というD議長のレールの上に乗った考え方と変わらない。

ラクスは、キラと生きていきたい。戦いのない場所があるのならば。
穏やかに、幸福に、生きていきたい。
と願う一少女でもあるわけで。

だが一方で、キラにザフト正規軍のMSを勝手に与え、勝手にエターナルを奪い、
勝手に一勢力をまとめ上げて「平和を造った」張本人でもある。


その責任を取って、戦後プラントに残るべきだった。


それも確かに正論だと思う。


だけど、彼女の望んだ戦いの集結は為されたのだから、
彼女たちが築いたものの跡を
あとは各国の政府がしっかり引き継げば良かったことでもある。

なぜなら、彼女は政治家でも軍人でもない「16歳の少女」なのだから。
彼女に全ての理想を押しつけるのもどうか。

というほうが、私の思いでありました。


ザラ家の後継者として育てられたアスランとは違うのだし、
アスハ家の後継者として育てられたカガリとも違うのだから。

ラクスは自由な未来を選べる、ひとりの少女として育てられたのだと
思っていたから。

こうあるべき、と攻めるのは何か違うのでは…と思っていました。

ラクスが人々の上に立つことを必要と考えて「選ぶ」のであれば
民衆の理想とも合致して、ラッキーな出来事となるだろうし、
彼女には力があるのだから、
結果も残すだろう。と思うけれど、

世界のために彼女の人生を犠牲にしていいかどうか。

私はカガリにもアスランにも犠牲になれとは思わないけれど、
彼らの目的の過程に「民衆への奉仕者」というものがくっついてくるから、
そう選びたいのであれば、苦労して、藻掻いて、泣いてでも頑張れ、
と、鼓舞激励したい気持ちになれるけれど、

ラクスはラクスが望む人生がDESTINYで実はよく分からなかったので…
キラの側に居たい以外のことが。

だから、ラクスがいずれプラントに戻ることを個人的には希望していたけれど、
そうならなくても納得はできたともおもう。。。

けれど「ミーア」

という少女の想いが、
ラクスを大きく成長させました。

自身の人生を何に使うか。

以前は望んでいたものではなかったけれど、
ミーアの様な自分の代わりに世界の融和のために走った少女の存在を、
自分の代わりに利用されつくして訪れた少女の死を
目の当たりにして、

自分の持つ力を表に出て「使おう」「報いよう」と決意したラクスに、
どうしても注目され、期待されてしまうという
彼女自身の「宿命」ともいえるものに、
ラクスが向き合ったという結果でもあったから感動したし、
悲しくはあるけど、前向きに捉えて決心したラクスには共感しました。

彼女の就いた役職がいきなり議長なのにはびっくりしたけど
(これ公式ですか??相談役とかの名誉職じゃないんだ…)

それでも、ラクスにはもっと早くに決心すべきだった、
もっと早くに自分の使命と向き合うべきだったと
いう気持ちには…いまだなれない私です。

力があるって、カリスマがあるって、
…ラクスがそう望んで生まれたわけではないという事実と、
でも望んだときに「出来てしまう」力も確かにあるという事実と。

自由選択の上でのラクスの政界進出は、私にはいいドラマでした。

ミーアのおかげでもあるけれど。
悲しい決断でもあるなぁ。

世界はアスランとカガリに任せて、
キラと二人で平穏に生きたっていいんだし、
アーティストとして生きていったっていいのに。。。



話は変わりますが、

全編通してDESTINYを観ると、ラクスに限らず各キャラの統一感のなさに
疲れてしまって見返すことがキツイなと正直思うので観ていないんですが、
一話一話で観ると…そう悪くないんですよね。
ちゃんと意図も通じるし。

人間関係とキャラそのもの統一感の無さ、を
自分の頭の中で修正しながら観なくちゃならなくなっていった
DESTINY後半が…何とも。。。不思議な作品。初体験。
だから面白いとも思ったんですけど。

アスラン視点ならば、The Edgeがクオリティ高いし、
DESTINY全体構成では後藤リウ氏がスバラシイ。

女性クリエータ大活躍ですねvvv

でもオリジナルをリスペクトしたい派の私としては
もすごく微妙な気持ちでもありますが…

DESTINY スペシャルエディション:1 感想

2006年05月28日 | ガンダムSEED DESTINY感想

悪い種から善い芽は育たない。

―原罪―

人はたいがい、じぶんのもつものがそうだとは、思わないのだ。



そうかたられるモノローグは、アスランの回想録のようで…



もしこのスペエディ全4巻が彼の回想録であるのならば、

… アスランがDESTINYで得た希望とはなんでしょう。
…アスランの諦められない希望とはなんだったのでしょう。
(何だったっていうんだ!!!)

…ということになりかねない。


なぜならば、、、

人のもつ種はそもそも「悪」であるのだという悲観。
その思想の土台に造られる世界




人のもつ種はそもそも「善」であるはずだと信じる楽観。
その思想の土台に造られる世界


による「選ばれる未来」はきっと天と地の差が生まれるだろうと考えるから。



スペエディ1巻に語られたアスランの思いは
DESTINY以降のアスランの選ぶ道に通じるのだと
捉えると…

冒頭の「アレ」をアスランに語らせる意図が怖い。

SPのレイならば気持ちは理解できる。

むしろキラの方が陥りやすい思想じゃないかとも思っていた。

だから、、、、なんで、それがアスランなの????

そしてスタッフはなぜあの言葉にこだわるの??


(これをどうしても映画への伏線と捉えてしまって戦慄したわけです。)



「悪い種から善い芽は育たない。人はたいがい、じぶんのもつものがそうだとは、思わないのだ。」


だから、その世界を統制しよう、
と考えたのがデュランダルであったのがDESTINYという物語。


アスランの知りたい世界。常に表裏一体に混沌とする世界を知る術。

今回のアスランのモノローグを
「選ばれた未来」でアスラン、キラ、シンが決意した
「明日の希望がある世界」に至るための葛藤のモノローグであるならば
致し方ないかと観ることもできるのですが。。。
(言葉選びのセンスは別として)

もし、DESTINYの先に待つ、アスランの持つ闇を描こうとするものならば、、、
ものすごく怖い。

ただの深読みのしすぎ…と笑えるのならば…うれしいんですが。





「悪い種から善い芽は育たない。
人はたいがい、じぶんのもつものがそうだとは、思わないのだ。」

だから、判らせなくてはならない。旧人類に。
絶望を教える、身をもって。
生きるのに精一杯なくらいの世界を与えることでしか、
愚かな人類は気づかない。

切望を。平和への切望というものを。

だから正すのだ。

と言って、コロニー落としを選んだシャア・アズナブルのような、

そんな悲観論者に、

「もうここまでだ、と終えてしまったひと」(byラクス)に、

どうかアスランをしないでほしいです。


☆ ☆ ☆




さて、スペエディ1巻。


起承転結でいえば、アスランがセイバーに乗ることを選ぶまでの「起」に終始しているので、
特にどうという感想もないのですが、(そもそもここまで本編自体がアスラン主役でしたし)

…ミーアに、懐かしさのような、切なさのようなものを感じました。。。
かわいかったなぁ。

つなぎの作画を全て平井氏…にはならないんですね。ざんねん。
どうしてキラとラクスだけあんだけ力入っているんですか?
監督のお気に入りということでいいのかな???あのふたり。


■全体のテンポのはなし。

全体のテンポ…若干伸ばしていますよね??

その分、役者さんたち…大変だったんじゃないでしょうか。

そして動画、苦心の跡があちこちそこここに…(どうなの)

本編のリズムが体に染みこんでると、なんだか、不思議な違和感をかんじました。。。
テンポを下げて判りやすく…という意図でしょうか。

■アスランとカガリの例のしーん。

カガリとアスランを赤面させたカットをまるまる入れ替え。
甘さが抜けて趣味的にはいいんですが、
作画が…泣

カガリ、あれじゃギャグアニメじゃないですか。

こんな指輪の渡し方…云々!のカット、
凸眼レンズですか?

ああああああ泣

可愛かったのに、本編の照れてるカガリ。
あのクスクス笑う笑顔のシーンも。。。
描き直して欲しい~号泣 (え?わがまま??)

■ED

盛り上がりに…欠けた???
何か…違和感が。

曲の所為ではないと思う。。。
EDに至るまで、そこまでもっていくテンポの問題…かな。

■ロボットアニメ!!

を観ていたのか、今…としみじみ感じたのがオーブ沖でのインパルスの戦闘シーン。
シンが初めて種割れするシーンです。

シンのオーブへの怒りが、シンをバーサーカーへと目覚めさせるシーン。
本編ではワタシには心痛いシーンで、
生き延びなくてはならない、だけどシンにあんな経験をさせなくちゃならない悲しさ、
に物語的に感傷を感じていたんですけど。

スペエディでは…あのれぼれぼの音楽が…

ばんだいのロボットヒーロー見参!!!

というシーンにしか、、、思えなかった。。。
ガンダムでなくてロボットアニメ。


ま、まま、そんなことはどうでもいっか。

は! あれですよ、れぼれぼが嫌いなんじゃありませんから!
学生時代、彼が大ちゃんと組んだ時点からあの二人の活躍は影ながら応援しております。


■全体として

あの、ひたすらアスランを愛する私としては、

「不安」を提示されたスペエディでありました。

アスランが議長を信じた経緯を、AAと対立したことも含めて、
あれをアスランが、言い訳する必要はないと思っているので、
言い訳がましくモノローグを入れるのはご勘弁いただきたい。。。

アスランの若さと正義感ゆへの焦りもあっての行動と葛藤と逡巡であったからこそ、
彼が好きだし、彼が行き着いた答えが好きだし。

だから、正直あの本編41話のような、言い訳なのか取り繕いなのかよく分からない
アスランの独白は…
もう、本当に勘弁してほしいので、

スペエディにそれを持ち込むつもりでないことを願いたいです。
本編への誇りを持ったスペエディとなりますように…
(本編は作り直しが効かないわけですから、もうこの際置き去りにしていくものは
置いていこう…的な発想でも…いいんじゃない?それも芸術だろうし。ケースバイケースなので善悪は別として)


プロフェッショナルなお仕事をどうか…



止まらない時代の中で、時間の中で、何でアレ人は
「進まなきゃならない」
といって、再び剣を持つ道を選んだアスラン。


ここのシーンは心底ほっといたしました。

アスランらしいし、しっかりした子だvvv

前進か、後退か。

時計の針がとまらない以上、

時間軸を加えて物事を立体的に捉えると
人生に於いて停滞はありえない。という発想。

なら、前へ進みたい。
それが生きるということだろう?

というアスランに
また惚れた。(超単純細胞)

「生きることの方が戦いだ」

その言葉に縛られて生きているアスラン


アスランて、なんて誠実な男なんでしょう。

だが、それが幸か不幸か…

それを決めていくのもアスラン次第。



だから、



…彼の心をぽきっと折ってしまわないでね…………映画で…………祈




絶対的正義とは?

2006年05月09日 | ★DESTINYな話
前回、

> 今回のDESTINYでは特にレイの言葉を通じて「相対的な正義」が描かれましたが、
> アスランが知りたかったのは「絶対的正義の在処」だったので、

と、自分で書いておきながら「はて?絶対的正義とはなんぞや??」
と思ってしまって、「ああ、そういうことかぁ」と思ったことがあったので、
別記としてここに書かしてください(長くなりそうだったから…)。笑



まずは映画化!
うん、一年もこのメンバーを引きずって3部を作ると
Destinyの二の舞になり兼ねないし(アスランを落とすのはもうやめてぇぇぇ)
いいんじゃないかなー。この枠。
しかも製作期間半ばで組み立てたプロットを外部にあーだこーだといじくられて
ひっくり返される危険性もへるし。。。。
映画なんだから、ロマンティック結構!ベタ結構!
がんがん盛り上げてアスランをヒーローにしてやって欲しいです!!(単純)



さて、

Destinyのアスランに私が得て欲しいと願っていた「視野の広さ」は、
恐らく今回いっぱい凹まされて真実をじっくりしっかり見抜くことは学んだとおもうのです。が、

それでもやっぱりAAのやった行動を全肯定もできないことで、
アスラン、そもそもは至極もっともなコトで怒っていたんですよね。。。笑

アスランの間違いのもとは、おそらくオーブの使節大使(なのか??)としての権限を使ってプラントに出向いたにもかかわらず、上司のカガリさんへの報告を怠ってザフトに戻っちゃったコトで…。
(これを言うとアスランがガンダムに乗らないことになっちゃうからしょうがなかったんでしょうがっ)

オーブ戦でのいざこざは、割り切れと言ったハイネの言葉が
あのときの状況のアスランにはやっぱり必要な選択だったとはおもうんです。
あそこで戦線離脱は無責任だし。

彼にもっと力があれば(たとえばキラ様の様な天才的な技能と核積んだメカがあれば!)
「ミネルバを守りつつAA(ルージュ)も守りきる」コトができたでしょうけど。

それが出来ない上ではアスランはあのときはミネルバをまもんなくちゃならない人だったわけで、
その組織の根っこが腐っていようといまいと関係のない「位置」で
彼が立っていた以上「相対的なもの」の上で戦うしかしょうがなかった。

そこが、悲しいかな、レイに「正義とは相対的なもので絶対なものなどあり得ない」と言われても何も言い返せないわけですよね。。。

ですが…

アスランが目指したい正義を得るためには…
もし、(精神的に固定の組織に属しない)キラと同じく、誰も殺されない、誰も殺さなくていい世界を
本気でめざしたいならば、、、、

可能性があるのはキラよりアスランだと思うんです。

キラはやっぱり自由の人で。彼はたぶん身近な大切な人を守りたいというところを最後にえらぶ人で、
アスランはそういう一面的なものだけ救われたところで、世界がそれで良くなるのか????
と考え続ける人(そして二兎を追う者は一兎も得ず…ということにもなりかねないけど…泣)。

世界は大なり小なり組織で出来ています。属したくはなくても、人は大体が生まれたときからどこかしかの国家に所属します(その国家に属せ無いことによって苦難する人もいるわけですが…ここは例えということで語弊はお赦し下さい)
その時点で、相対的な価値観は造られてしまっている。

大西洋連邦国に生まれた人間には
プラントを理由無くとも「敵」と教えられる可能性が高い、そういう思想が伝統的に造られている。というのと同じで、

純粋に平和を求めて軍に入っても、それを形作る組織の思想がそもそも間違っていればその純粋な想いも踏みつぶされてしまう。

その根本の矛盾を「知る」ことができたアスランは、間違いをくりかえさないために、組織の長である「議長」という人を信じたからからこそ再び組織に戻って、今度こそ真っ直ぐに正義を通したいと頑張ったんですが、
AAの介入によっていつのまにかやはり「組織」に縛られて身動きが取れない位置にいたことを思い知らされました。
それは万が一の「議長の黒」の可能性を考えるからこそ。。。動けなくなった。

要は、
「力がなくっちゃ、絶対的な正義(人類普遍の価値、生命尊厳とかそういったもの。平和)は行使できない」ってことをアスランがしみじみ悟ってくれるかどうか………が
カガリを得ることに繋がると、ずっと思っていて。。。
カガリの横に立つ気ならば、彼と彼女の正義を行使できるだけの度量が必要になる。
それは信頼であり、同士であり、実質的な権限と力が必要不可欠。。。

恐らくは、カガリは同じ目標をもちつつ、その力を持ちあわせた人を結婚相手に選ぶとおもうし思いたい。

絶対的な正義という言葉の妥当性は別としても、それに近いものを
「選択」できるのは、やはり世界のリーダーたる位置に居る人達(国家のリーダに限らず、民間レベルの団体、組織のリーダーも含めて)にしか行使出来ないというのが極論なのかな、、、なんて。

※だからといって組織の一員でしかない大多数の人間に力が無いということではなくって、ちゃんと一員として立ちたい場所選びの自由はあるわけですから(議長のディスティニープランの世界には無いけど)、そこで自分の生きたい世界を選び育てることは出来るわけですし。
だからリーダー選びは一般人の私たちにとって重要なことであるはずで。。。
自分が立つ世界の基礎土台を造る舵取人り選びは私たちの責任でもあるんですね~。

…本編観ていたときの方がそういうことを考えて観ていたはずなのに、
アスランの哀れさに、すっかりわけわかめな気持ちに陥っていました。

単純にアスランに権力を持たせたかったから騒いでたわけじゃなかったんだ私!
と思い出しました。笑

もしこの世界に寛容の世界を築きたいならば力をつけていけ!アスラン!!!
君には充分素質も力もあるんだから!
(それがアスランの望む道でもあると思えたし…)

ぜひとも映画で。

…どうだろ。(勝手なことばっか言ってます。)


カガリは既にその力と人材(協力者)を得ていっていると思う。
彼女は今後命も狙われるだろうけど、
アスランはそんなカガリをこれからも守っていくのだそうですが
(By両澤女史談……………って、メンタルフィジカル両方!?両方ですよね???)、
それを救いにいくヒーローだけで終わってほしくないなーというのが、
多分、今後のアスランに対する私の超贅沢な願いです。
そんな風に彼を成長させてくれたらさいこうvvv(素材は充分、土台も充分!!…でしょ???)

と、いうわけで。
そんなわけで。

「俺たちは何とどう戦うべきだったのか」
の答えを…見つけたんだよね???アスラン?????SPで…汗

(もう外に求めるのはやめてね~泣)

コメントおかえし5月6日までぶんです。

2006年05月06日 | ★DESTINYな話

すみません!またコメントレス、ここでさせてください!!!
そしてそしてお返事遅れてすみません!!!

くりっぷは田舎者ですので、スペエディはDVDで拝見します!
感想かけるかは…気合い次第……(遠い目…)最近仕事でPC漬けなので帰宅してからPCの前に座ってもやる気が起きなくて…泣
ていうか、やる気満々で帰ってくるのに、PC立ち上げた瞬間に何をしようと思っていたのか忘れてしまっていたここ数日…重傷っす。

は!思わず買ってしまいました。


「Result」


ですがですが、私的には「Making the pride」が好きvvv
アスラン!!!!

このシングルはオールアスランソングですか!?


いいわ~vvv

やっぱし壊れてる。。。


 



 


機動戦士ガンダムSEED DESTINY SUIT CD vol.10より


■カノン様へ


>こんにちは。
>もう、ずい分落ち着かれたようで安心しました。
>くりっぷさんの感想を拝見した後、チョッと恐々、聴いてみました。


あああ、申し訳ありません!!「悪い」印象を持って書いた感想ではないんですが、
超ダッシュで書いたら、先に肯定文を書くのを忘れてしまって。。。
リウ氏がかく本なので、基準値を超えたレベルの作品であろうことは前提の上で
一つの苦難を乗り越えたアスランをもっとフューチャーした内容が欲しかった~!!!
とは、今でも思ってしまいます。笑


>そして、「うっ」とか、「あっ」とか、「ふぅ~」と
>か、「ちぃっ」とか、「フンッ」とか、
>その辺の彼らの表情思い浮かべながらニマニマしてます。


あはは、カワイイです。カノンさんvvv


>たっぷりとアスラン聴こうと思うならvol.9なのでしょうが、基本的にアスランに絡むイザークが好きなので


9のは…私的にはホーク姉妹が良かった。。です。アスランはあれ、隊長アスランだから…
いじられてなんぼなアスランが好きなので、やっぱアス&イザ&ディアコンビがいいですよねvvv


>キラの歌は・・・歌詞までじっくり聴くことはなかったです。たぶん私もこの後聴かない・・・・苦笑



私も、たしか最後までも聴いてないです笑。保志さんは好きですけど。。。。たぶんもう、聴きませんね。。。汗



Seed Destiny 小説5巻感想


■風海様へ


ご無沙汰してますーーーvvvv
TBありがとうございます!!!後ほどお返しに上がります!!


>本当にそのとうりですよね。私も小説を読んで改めて、種デスの方は
>アスラン物語だったんだな~と思いがしてきました。


私、本編Destinyを多分4話前後あたりから何となく見ていたんですけれど、当然、この物語はアスランが「柱」だと信じこんでいました。作品の主人公としてはシンであっても、これはフェイクで、本質的にはアスランが一歩高い所(経験と視野の拡大と、自身の使命の自覚)へ行き着くための物語を描きたいんだろうと…。。。。見事にそこは先延ばしにされてしまいましたね。。。
スペエディをつくっても…そこは覆らないだろうと思うと悲しいです。


>とにかく、冨野ガンダムよりはSEEDガンダムの方が、キャラは断然
>好きなんですよ。キャラクターが非常に魅力的♪
>なのに、主役級ですら描写不足で不可解にしちゃってるのが悲しいし、
>もったいない気がしますね。(^^;


ホントウに!ひっじょうに、勿体ないです。もったいなさすぎます!!!!号泣


>私は基本的にアスランしか眼中にない女ですので、ぜひお願いします♪
>他力本願で申し訳ないけど、楽しみにしております。(^^)


そうでした!頑張って書こうとおもおいます!!!
コメントありがとうございました!!





ガンダムSEED DESTINY 50話☆感想[2]


■風海様へ


>> 要は、「人は戦う生き物」 だというのは、決して人間否定でも、
> >悲観論でもなくて。もう、それこそが人生なんですよね。
>そうそう。ただ、戦争を無くす為といって自由を全部取り上げるのはナンセンス
>な話で、また個人の完全な自由というのも、人同士の自由と自由とが相克する故
>にありえないけれども、皆がささやかな自由を確保するためにお互いに辛抱する、
>「辛抱とか妥協とか許容することの大事さ」をも同時に訴えてゆかないと
>非常にマズい気がします。両極端ではなく、あくまで中道を歩む感じですね。
>曖昧なエンドレスじゃなく、一本ビシッと筋を通してほしかったかな。


いやあ、スバラシイです。風海さん!!!(嬉)

今回のDESTINYでは特にレイの言葉を通じて「相対的な正義」が描かれましたが、
アスランが知りたかったのは「絶対的正義の在処」だったので、
苦しみに苦しんだのに…答えを見つけたような見つけれてないような。。。。
てか、多分見つけられては居ない。

ただ、諦めてはだめだ。それでも探し続けなければならないと「知った」だけで。。。

ガンダムという作品だからこそ、その影響力を行使して「伝えて良い情報」は在ると思います。

答えを出すという潔さも、作品から感じることができていたらもっともっと大絶賛したいところでしたが。。。。残念ながら…

「戦争の根を学べ」と言ったウズミ氏の言葉の答えを、ぜひともカガリに見つけてもらいたいです。
彼女も行動のヒトですし、何より相手の思いを判ろうと、判りたいという優しさがありますから。

世界の文化の違い、価値観による壁を打ち破るには私は、「寛容」を行動で示す以外の道は無いと思います。
ヴィクトル・ユゴーは、「大赦」という言葉でそれを言いましたが。
最後は許し合うしか道は無いと思うので。。。

苦しみは誰にだってある。憎しみの裏に、一体何があったか。何を知らなかったのか、何を知りたくなかったから耳をふさいだのか。。。。
想像でも、観念でも、知識でも、ダメなんだというところを、熱く語ってくれたらなぁ。とは思っています。

寛容を実行するには、「忍耐」と人に対する希望を失わないという「信」しか無いと思うんです。
器のでかい人間に私もなりたいもんです。
そこが、真に「中道を歩める人」といえるのではないかと思います。
観念で知っているだけではただの傍観者ですからね。。。

カガリには出来ると思う。
アスランはあと一歩。かなぁ。
らくすと、キラは…出来すぎに描かれてしまったので、なんか共感しにくいです。


>最近、「国家の品格」という本を通して、知性や論理よりもまず、人としての
>美徳・高尚な精神性=「もののあわれを知る心」こそが大事なのだと気付かされ、


この本は私はまだ読んだコトはないのですが、よく、「上流」「中流」という言葉がありますよね?
これって、経済力なんかのランク付けではなくって、文化レベルの差なのかなと私は捉えていて…
「一級」と世界で言われている賢人達はだいたいにして苦労人が多いですよね。ホントウに偉ぶった人間はただの傲慢者で…。

一流の人間は誰に対しても謙虚で「同情(憐憫ともいうのかな?)」というものに対して誠実です。
だけれど、多くの人を惑わしてしまうような曖昧者には厳しく戦う強さももっていて…
(アスランにはその要素が満載なので大好きなんです。カガリも!)

同情は今の日本で使うとなんか偽善ぽく捉えられたりして使われなくなったけれど、
それは行動が伴わないからでしょうね。
どっかで自分は自分、他人は他人、境界線の中には踏み込まない、それがマナー。
みないな変な文化がいつのまにか根付いてしまって。

相手の中に踏み込んで、最後の最後まで共に諦めない、正義のために幸福のために戦う。
そういう人と人とのつながりを持っている人たちが、「高尚な人間」なのだと思います。
それが“商店街のイチ野菜屋の親父”であろうと、“大統領”であろうと。

そういう価値観を教えるためにも、
カガリというナチュラルであっても心が強い少女、アスランという謙虚で心優しい少年を通して描ききってもらいたいものです。
この先の展開があるのならば。。。。

芯の通った人間描写で今度は本当のリベンジの続編を…えがいてくれたらなぁ。
でも…怖いなぁ。。。。
見続けるのもかなりの忍耐があったDestinyでした。。。笑

相対的正義と絶対的正義については書きたいこともあるので、
改めて私見を書かせていただきたいと思っています。