Gundam Clips

Gundam関連 観賞日記&感想

やべ、感想書いてなかったです。OO

2008年03月09日 | GUNDAM OO
この作品て、好みは別としてガンダムの戦争世界設定としては
悪くないはずの世界観だと思ってはいたんですが、
(ぶっとんだ設定の種とかWとかGとかを受け入れる抗体が出来たので)

どうなんだろう、今日でたしか20+数話いったんですよね???
シリーズ構成をどう設定しているのかわからないのですが、
春になってもイマイチどこを柱に感情移入すればよいのかわかりません。笑

感情移入できるかできないかは、単純に思い入れの強さに関わるので
いまのところ、超個人的には残念でならないです。

ロックオンとか、素敵なのに。

刹那の描き方がまっすぐ過ぎて人としての多面性が見えてこないし。
(先週は、ヒイロの幻覚リリーナのパクリを見てびっくらした)

なんか、監督始め物語の根幹を創っている人はこれを楽しんで創っているとは
まだ思えなくて。。。
苦しんで創っているようにしか(今は忍耐と決めているのか…?)、
見えてこないのも、私には若干疲れます。

リアルを目指したいのか、エンタメでいくのか、といわれれば、
リアル路線なのだろうと思うので、
過去作品のXとかVとかを見ていた心構えで見れば丁度いいのかな?
(地味でも映像はビジュアル路線というギャップが、、、、
ただのギャップになっている気がします)


けっして、面白くないわけではないのですが、
ちょっと残念な今日この頃です。
(ここ数週間で面白くなってきたかと思ってたんだけど、
やっぱり、よくわからないです)

多分、演出が冷めすぎてる、達観して描きすぎ、というのが
「感情移入しにくい」原因だと思うのですが、
どこかでこれは変わるでしょうか。この先の展開で。。。

こないだ、殺されてしまった教授は、ソレスタルビーング(?)の
真の目的にたどり着いたと思ったとたん殺されてしまいましたが、
その際、「自分を殺しに来たのだ、自分の最期だ」とわかったあとの
教授は、「なるほど自分は知ったために殺されるのか、そういうことか」という
納得(達観)の様に死を受け入れているようにも描かれ、
教授の想いは、弟子が「多分無念だったろう」という師匠の思いを引き継いだ。
という結果の描写だけを描いて、「過程」が無い。
ここにいきつく以前の放送回のわずかな描写から、
彼らには師弟関係のような心の繋がりがあります。
弟子は師匠を尊敬してます。研究のために、自国のために、頑張る予定です。
という、「設定を描いただけ。」

一応「感情」「葛藤」を描いてみても、
キャラクターに、その時のキャラクターの立ち位置、能力によって
「考え得る可能性の一端を語らせてしまう」ことで、
見ている私たちには、
「ああ、彼らは今そのことを考えてるんだね、
じゃあ、その点を押さえて次の物語展開を見守ろう」と
思わせてしまう。

と、結局それ以外の「行間読み」を視聴者に放棄させてしまう演出をしている。

のが、残念で仕方ありません。

全てを語らずとも、一片でも言葉に表してしまう事で
思考を制限してしまう「作品全体の空気感」が
こちらに、全てを静観しようと思わせる、
ふーん、で次は??って気持ちにさせてしまっている気がします。

ガンダムって、良かれ悪かれ、考えさせてくれるところが好きだったので。。。

あの男の子のねーちゃん(レポーター&記者をしていたサジ?のおねいさん)
↑ことごとく、キャラの名前を覚えてなかった。。。m(_ _)m
も、さっきの教授のときと同じで、いろいろな状況に面しても彼女の描かれ方は
「型から外れない」。クールに描かれていて感情移入しにくい。
せめて、人間が演じれば、
言葉少なくとも瞳の演技で「伝えてしまう」事ができる場合があるけど
如何せん、表情をいちいち創るのが面倒であろうアニメでこの描き方は淋しい。。。

なんだろう、絵がPOPなのに(表情に味がない)、例えばMONSTERの様な
演出をやろうと思っても、巧くいくはずないのに。。。

雰囲気とか空気感が描かれていない画面から、
これ以上何をくみ取れっていうんだぁ!!

と、それでも、毎週うーん、と想いながらも
マジメに聴視しているのでした。。。。

この数ヶ月で貯まった鬱憤と、
アスランの不甲斐なさに泣いた日々と、

…どっちが痛い結果になるのかなぁ。

でも、最期まで見ますが。

で、「トランザム」て、、何?
極端すぎて笑いました。久々に♪
笑ったおかげで、感想を書いてなかったことを思い出しました★



ところで、2008年も映画公開は無いのですか???????

うう