麦酒で乾杯!

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みちのくひとり旅ーその3

2018-10-14 23:47:30 | 旅行

2018年10月1日(月)

台風は、昨夜通り抜けたようだ。

すぐ近くではなかったが、安比川で避難判断水位超過の恐れがあったらしい。

朝一は、青空。

しかし天気は不安定。

 

9時過ぎ、チェックアウトして出かけようと外に出ると...!

再び霧っぽくなってきた景色に、虹がかかる。

この日の目的地は、仙台市内。

今日は昼にラーメンが食べたいな、と思い出発。

このところずっと内陸と山道だったので、途中コースを変更して釜石に出た。

そこから三陸海岸を南下して、仙台へと向かう。

津波被害のあった三陸海岸だが、海に近い道路には「津波による浸水が」ここまで、あるいはここから、と表示する標識が出ている。

上の写真は標高約18メートル地点。道路沿いには、「津波による浸水がここまで」とあった。

三陸沿いも無料区間の自動車専用道路を走ったが、かなりの距離を走破したようだ。(結構疲れた!)

釜石からは殆どお店もない道のりだったので、残念ながらラーメンは食べられなかった。

(途中の何もないパーキングで、残り物のパンを食べた)

仙台市内で久々の渋滞に揉まれ、中心地から少し離れたところに安価なコインパーキングを発見。

従量分(400円)と夜間定額分(300円)を合わせて、18時~翌朝8時までで700円。

そこから10分ほど歩いて、3番目のミッション「赤猿」へ到着。

しかーし、何と、

月曜日、

なのに...

本日貸切、との事。

ショックと動揺を隠せず、渋々撤退。

車も停めてしまったし、という事で向かいの角のお店に緊急避難(?)

焼き鳥、そして焼きタンをいただき日本酒を味わう。

結構幸せな気分になったところで車に戻り、この夜は車中泊。

今回はルーフボックスを載せてきたので、テントとコットはそちらに収納してあり、荷台の半分を空けて就寝スペースに。

ほんの数時間だけど、久しぶりの人混みにちょっと疲れた。

明日は、早くここから脱出しよう。

この日の走行距離、345km。 

 

10月2日(火)

携帯の目覚ましで5時半過ぎに起き、テント等の撤収もないので早々6時に出発。

 仙台市内からは10分程走ると、すぐに山に囲まれた風景だ。

何故か心が落ち着いてきた。

しばらく行くと、ダム湖のようだ。

釜房湖、と出ていた。

昨日に続いて、今日も虹が出た。

山道に入り、殆どすれ違う車も無く延々と走っていくと...

猿だ。

停まってカメラを向けている間に、山に走り去ってしまったが、4匹づつ二家族だったようだ。

昨夜は、「赤猿」という名のお店に嫌われたのだが...!

因みに、山の名前は「狸石山」だった。

ここからすぐ先が、福島県との県境。

山を下っていくと、湧き水を発見。 

気のせいか、甘みを感じる美味しいお水だった。

ペットボトルにも入れて行ったが、その場で飲んだのが格別に美味しかった。

そしてすぐ先では、突如でっかい鳥居が出現。

どうやら山の中に神社があったらしい。

その4に続く。


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