能登ワイン・地酒と言えば七海屋(しつみや)!~今日もうまい酒呑まんかいね!~

能登ワイン・清酒「歩」・麦焼酎「能登宝水」の七海屋店長トミーが、家族・仲間と共に能登の復興のために今日も汗をかいてます!

レコード大賞に思う

2010-01-01 04:28:09 | 宇宙から地球を眺めれば
2009年の日本レコード大賞はEXILEの「someday」でした。
2年連続の偉業です。おめでとうございます。
しかし、なぜ彼ら、なぜこの曲なのでしょうか?

EXILEが人気グループであることは疑う余地の無いところですが
レコード大賞とは、その年にもっとも愛された歌手・楽曲に与えられる賞であり
あくまでもその要素の一つとしてですが、レコード売上げ数もあってしかるべきです。

その点から言えば、今年のレコ大は誰がどう見ても嵐が取るべきだったでしょう。
彼らは、今年CD売上げで年間の1位・2位を独占!ベスト10に3曲も入ってます。
しかも嵐はテレビなどで幅広い活躍を見せており、国民的な人気も充分です。
その彼らが、レコ大はおろか候補(優秀作品賞)にすら入っていないことは
ありえない出来事です。
私は別に嵐のファンでも何でもないですが、公正に見ておかしいですね。

昔はレコ大といえば、今年はこれかなと思う歌手・曲が取り、国民的な楽しみの一つでした。
それが、最近では「え~、この曲なの?」と言う選考が多くなり、それが原因で
みんなの関心も薄れてきました。
いったいいつ頃から、レコ大はこんなにつまらない物になってきたのでしょう?

私の記憶にある限りでは、潮目が変わったのは意外に古く、1978年(第20回)に
ピンクレディが「UFO」で大賞を受賞した時だと思っています。
その年は前年に大賞を取ったジュリーこと沢田研二が、年が明けても勢いそのままで
「サムライ」「ダーリング」「LOVE(抱きしめたい)」と次々に大ヒットを飛ばしました。
一方ピンクレディもこの年は人気絶頂で「UFO」「サウスポー」などのヒットを
飛ばしたものの、売上げ数・人気の幅のいずれもジュリーが一枚上でした。
だから「UFO」がレコ大を受賞した瞬間の違和感を今でも覚えています。
以来、翌年はジュディ・オングの「魅せられて」、翌々80年は八代亜紀の「雨の慕情」と
さらにあり得ない感じになってきました。

芸能界のことだから何らかの力関係が作用したかもしれませんが、こんな時代だからこそ
せめて音楽・レコ大には公正で国民の大多数が納得できる選考に注力してほしいものだと思います。

頑張れ!浅田真央選手。

2009-12-28 03:15:01 | 宇宙から地球を眺めれば
フィギュアスケート全日本選手権大会で注目の浅田真央選手が見事優勝!
バンクーバー五輪の代表に選ばれました♪
浅田真央選手といえば4年前のグランプリファイナルで優勝し、
世界一の称号を手にしながら、年齢制限を理由に直後のトリノ五輪の
代表に選出されず、国内外で物議を醸した事が思い出されます。
(そもそもグランプリシリーズという世界大会と五輪の出場資格に
 根拠もなく年齢の違いがあること自体が問題だと思います)

あれから4年。ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
体の成長に伴い得意のジャンプにキレが失われつつあり、何よりも韓国の
キム・ヨナ選手の台頭により、世界トップの地位が奪われつつあります。
今年のグランプリシリーズでの不調が、キム・ヨナを意識しすぎた結果で
あることは、想像に難くありません。今年のグランプリファイナル優勝の
キム選手と、世界的な評価でやや水を空けられた感もあります。

しかし、この全日本選手権での優勝はやはり立派です。しかも4連覇!
精神面でもきっと更なる成長をしたことでしょう。ベストが出せれば、
キム・ヨナ選手に勝ち金メダルを取る可能性は十分にあります。

「捲土重来」。冬のカナダのリンク上で、彼女が最高の演技と最高の笑顔を
見せてくれることを、今から楽しみにして止みません。

男のロマン?

2009-12-03 04:00:41 | 宇宙から地球を眺めれば
夕刊に載っていた記事に思わず見入ってしまったので、ご紹介します。(見た方もいると思いますが・・)
タイトルは「出世より老いらくの恋」。(そして写真はサル。意外性に惹かれてしまいました。)以下、記事の文。

「野生ザルの餌付けで有名な大分市の高崎山自然動物園で、高齢の雄ザル「ナベ」が群れのナンバー3の地位を捨て、彼女探しのために別の群れに移った。年功序列で出世コースを上り詰めるより、老いらくの恋に身を焦がす生き方を選んだらしい。
推定27歳のナベは、人間ならば86歳ぐらい。6歳でC群と言う群れに入り、約10年かけて第3位の座を得た。もはや悠々自適のはずだったが、雄ザルは順位が上がるほど雌にはもてなくなる。群れに中で繁殖するメスは、長年いるオスを避け、来て間もない下っ端のオスを交尾相手に選ぶためだ。(へぇ~!?)
ナベはもてたいと思ったのか、2年ほど前からもう一つのB群との間を行き来する二重生活に入り、今年11月には完全にB群に移った。ここでは中々餌場の中心に近づけず、食事は後回し。若いサルたちに威嚇される日々だ。
それでも、ナベと仲良しの案内係・種村将さんは「新参者のナベをメスたちは気にかけている様子。ナベが出すちょっかいに、まんざらでもなさそう」と話す。
サルたちの発情期は11月から3月頃。種村さんは「もう年なんだから控えめにしておけば」と苦笑しつつ、ナベの彼女探しを温かく見守っている。来春には、ナベの子供が見られるかもー。」

サルの社会は良く知らないけど、なぜかほほえましく、頑張れと応援したくなりました。皆さんはどう思いましたか・・?

事業仕分けに思う

2009-11-28 09:01:05 | 宇宙から地球を眺めれば
来年度予算要求に対する「事業仕分け」が、注目の内に9日間の日程を終えました。まずは関係各位にお疲れ様と労をねぎらいたいと思います。
税金の使い道、国家事業の善し悪しを白日の下に晒し、議論の場を国民に開示するやり方は、政治への関心を高め参加意欲を高揚させる点で画期的な手段だし、評価に値します。特に特殊法人の余剰金の国庫返金はぜひ実現してほしいものです。
ただ、約100の事業、総額9000億円の廃止又は減額を決めた内容については首を傾げます。主な無駄とは各省庁が同じ目的で同様の事業を其々に行うのを統合したり、事業の実施に際して中間マージンをかすめ取る公益法人や特殊法人の制度そのもの廃止や見直しにあり,仕分けもまずそこからしてほしいものです。
今回の事業仕分けでは、科学技術研究に対する支援の減少や地方交付税の見直し、全国学力テストの規模縮小などがありましたが、これらはこれからの日本の発展や国際協に繋がる大事な事業です。象徴的にスパコンが取り上げられましたが、「世界で2位をめざせばいい」的発言は、国家ビジョンのない証拠で、国の政治家として資質を疑ざるを得ません。それとも注目される余りに舞い上がって、馬鹿なことを言ってしまったのでしょうか?
地方への経済対策にも厳しい内容ですが、それなら例えばアフガンへの向こう5年間で5000億円の民生支援の支出はどうでしょう?未曾有の不況により、中小零細企業が苦しい目にあったり自殺者が年に3万人も出るこの国がすべき範囲を超えてませんか?
そして何より国会議員自らの処遇から廃止や見直しをしてもらいたいものです。年2000万円の給料+諸手当+交通事務連絡費(その上JRはグリーン車でタダで乗り放題の2重取得)、公設秘書3人までの給料年総額2000万円。さらにいえば議員年金は10年の在籍で年600万当ります。半分は本人の積み立てに依るものですが全額税金には違いありません。この辺を見直しか半減するだけで、年間の歳出が減って、だいぶ助かります。なにせ総勢722名もいるんですから・・・。この国には今現在、800兆を超える借金と40万人以上の失業者がいることを忘れてはいけません。
それらのお金で、この国の産業や地域、雇用そして子供への投資に使ったら、日本の未来も少しは明るくなると思いますが・・。
政治手法はよいが、政策はダメ。ということにならないように、国民もしっかり見ておかないといけません。残念ながら当てにならない方が多いので・・・。