戯れ言 02/04 普洱茶

普洱茶

　世の中、なぜか、嫌なことが多すぎるような。

　地域の結びつきが薄れて、地域に、自分の居場所が見つけられない人が多くなってきたのでは。昔は、地域の祭りや、葬式、などと、地域の人たちが集まって、活動することがあったから、顔見知りなどが増えて、ささやかながらも、自分が必要とされていると感じることができたんやけど。
　朝に会っても、「おはよう」なんて挨拶をする人が驚くほど少なくなってきてるような。（私は、朝会ったら、誰にでも、挨拶するようにしてるんだけど）

　一緒に行動して、そこで心のつながりが生まれるんだと思うんですが。今、一緒に行動って？商売が絡んでくる。

　今年に入ってからでも、初詣、恵方巻き、バレンタイン、雛祭りと、お金のかかる行事が目白押し。スーパーや、コンビニには、商品がいっぱい。宣伝に振り回されて、周囲と同じように行動することによって、無意識で、仲間意識が得られると勘違いをする。そうすることで、時代に、流れに取り残されていないと、安心するんじゃぁないのだろうか。

　リアルの結びつきが希薄になってしまったので、その希薄さを量で、補ってしまってるのだろう。自分の存在を、居場所を、大衆行動の中に、見出そうとする愚を犯してるのでは。

　読んでいただき、ありがとうございます。