Neil Young「Decade」
1977年に発表された ニール・ヤングにとって初のベスト・アルバムです。
バッファロー・スプリングフィールドでのデビューから、CSNY、ソロに至る、初期10年間(ディケイド)の歴史が凝縮されています。
今回は、バッファロー・スプリングフィールド時代の名曲、「Expecting to Fly 」(2017 Remaster)を御紹介します。
バッファロー・スプリングフィールドのセカンド・アルバム「Buffalo Springfield Again」から4枚目にシングルカットされたニール・ヤング作の「Expecting To Fly」は、1967年の12月16日にリリースされました。
ソロになってからのニール・ヤングの曲調とは、異なった作風が興味深いです。
バッファロー・スプリングフィールド( Buffalo Springfield)は、1966年4月に結成されたアメリカのロックバンド。様々な音楽的要素を内包しながらも、そして、メンバーたちの際立った個性がぶつかり合いながらも、密度の高い、調和のとれた良質の作品を生みました。その一方でメンバー間での対立(特にスティーヴン・スティルスとニール・ヤングの対立)が絶えず、1968年5月に解散しました。
活動期間は約2年と短く、大きな商業的成功も得られませんでしたが、1970年代以降の音楽シーンの第一線で活躍する人材を輩出しました。1997年にロックの殿堂入りを果たしました。
Expecting to Fly
There you stood
on the edge of your feather,
Expecting to fly.
Well I laughed,
I wondered whether
I could wave goodbye,
Knowing that you'd gone.
君は君自身の羽の先端に佇んでいた
空を飛ぼうとして
僕は手を振っていいものかどうかを迷う自分自身を笑った
君が行ってしまうって分ってたから
空を飛ぼうとして
僕は手を振っていいものかどうかを迷う自分自身を笑った
君が行ってしまうって分ってたから
By the summer it was healing,
We had said goodbye.
All the years
we'd spent with feeling
Ended with a cry,
Babe, ended with a cry,
Babe, ended with a cry.
夏までには治まっていき、そして、僕らはさよならを言った
僕たちが、そんな気持ちで過ごした年月も終わってしまった
悲しみとともに
悲しみが寄り添う運命とともに
運命とともに
僕たちが、そんな気持ちで過ごした年月も終わってしまった
悲しみとともに
悲しみが寄り添う運命とともに
運命とともに
I tried so hard to stand
As I stumbled
and fell to the ground.
So hard to laugh as I fumbled
And reached for the love I found,
Knowing it was gone.
僕は立っているのに一生懸命だったんだ
つまづき、地面に倒れこみながらも
笑うことさえ辛かったんだ
探し回り、やっと見つけた愛に、手が届いてはみたものの
君が行ってしまうって分ってたから
つまづき、地面に倒れこみながらも
笑うことさえ辛かったんだ
探し回り、やっと見つけた愛に、手が届いてはみたものの
君が行ってしまうって分ってたから
If I ever lived without you,
Now you know I'd die.
If I ever said I loved you,
Now you know I'd try.
Babe, now you know I'd try.
Babe, now you know I'd try.
Babe,
君がいない世界で生きていくのなら......わかるよね?
僕は果ててしまうだろう。
君を愛しているって言ったとしたら......わかるよね?
僕はがんばったんだって
わかるよね? 僕はがんばったんだって
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます