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山野先生と歩く江戸の坂道

2019-03-03 18:08:23 | LIFE






昨日の土曜日は、坂道研究家の山野勝さんと歩く江戸の坂道の会に参加させていただきました。元々山野さんのお話が大好きで、以前から参加したいと思っていた坂道の会。念願叶って初参加です。

今回は飯田橋から箪笥町の元旗本屋敷周辺を散策し、沢山の坂やお寺、島村抱月や尾崎紅葉などにまつわる文学的史跡も巡り、最後に神楽坂まで歩きました。合計16,206歩。

途中10分程の休憩を二度はさんで、4時間の行程。そもそも坂道は苦手な私ですから、ついて行けるかどうか不安もありましたが、幸いにお天気も良くて、気持ち良く歩くことができました。

坂道に差し掛かると「いい坂ですねぇ」と仰る方々もいて、そもそも坂道苦手な坂道初心者である私からすれば、いい坂道なんてあるのか?いい坂道の基準て何だろう?と思いながらの散策ではありましたが、現在の地図と江戸の古地図、旗本屋敷周辺の地図をいただき、地図を見ながら山野さんのお話を伺い、地理だけでなく、江戸時代の文化や人々の暮らしなども分かり、大変勉強にもなった会でした。

最後は終点の神楽坂の居酒屋で、お疲れ様の乾杯。その後坂道の会主催の新宿三丁目デラシネに移動。居酒屋と併せてさんざん飲み食いしたので、せっかく消費したカロリーも元の木阿弥となりましたが、運動しながら知識欲も満たされ、楽しい一日でした。

日頃あまり団体行動をする機会がないので、総勢36名の集まりはどんなものだろうと思っていましたが、皆さん大人なので、お互いの自由を尊重し、適度な会話もありながら、適度な沈黙もあり、団体行動の窮屈さもなく最後までついて行く事ができたのは嬉しい限り。

なんと言っても、山野さんのお元気さには舌を巻きました。坂道を歩きながら講義をするのですが、全く息があがらない。私達は歩くだけでも息を切らしているのに、山野さんは平然とされている。さすが坂道研究家というだけのことはあります。

さらに山野さんの手帳がまた凄い!普通の手帳が5倍くらいに膨れ上がり、カラフルな付箋が大量に付いています。付箋があれだけ付いていたら、付箋の役割を成さないのでは?などと思いながら、感心していた次第。手帳もあそこまで使われれば、手帳冥利に尽きるというものでしょう。

★山野勝氏プロフィール

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