これぐらいの時期になると_PART1

たまに会社勤めと音楽の二足わらじだった頃を思い出す。

広告代理店でデザイナーやってたんです。
一年通して夕方5:30の定時なんかで終れることなんてほとんど
無いのだけど、お盆過ぎから極端に忙しくなって（クリスマス
とお正月の広告が一気に来て年内納品なもんで）毎日夜中の
2:00～3:00に終業なんてざらだったなあ。会社に徹夜で3日間
連続とかね、ビルの階段で段ボール敷いて仮眠なんてやってたら、
他の会社のOLがスカート押さえて横を通り過ぎるんです。
一番ひどいときで一週間トータルで寝た時間5時間30分って
ときもあったよなあ。。。ほんまに太陽が黄色かったです。

火曜日は夜中から朝までリハーサルしてるバンドにギタリストで
居たときなんかもう最悪。夜中に会社終わってスタジオへ行って
練習して朝5:00ぐらいの始発で家に帰って電車の中と家で1時間
ちょい寝て、また朝から会社。。。そんなバンドに入るお前が悪い
って言われたら何も言い返せませんね。
若さ故にとはいえ、よくまああんな生活できたもんだと思います。

そんな状況でも音楽だけは辞めたくなかったんだよなあ。
音楽をすることと食欲だけが当時の僕を支えてたんだろうなあ。
こんな頑強な体に産んでくれた両親にほんと感謝しないとね、
当時はほんまにご心配おかけいたしました。

今も不規則で忙しさに目が回りそうになるけど、確実に疲れの種類が
違うって思える。肉体の疲れなんて当時と比べ物にもなりません。
喉の疲れはしゃべらず黙って数日でなんとかなるしね。
でもはんぱじゃない肉体疲労は精神面にも、このダブルパンチは
本気で辛かったなあ。

オフィスってずっと仕事に携わっていれば、人生のうちでも
長い長い時間を過ごすことになる場所ですよね、だからよけいに
精神的にも肉体的にもストレスってものが少なくなるよう
工夫してやっていきたいですよね。そんなきっつ～い会社でしたが
人間関係は素晴らしく良かったんです。

続きは明日書きます。おやすみなさい。