郷里は鹿児島県の大隈半島の今は過疎化が進行して人口も半減しています。
生まれて集落は、当時100戸余りで人口500人余りでした。
中学生の頃はお墓は土葬でした。我が家の管理する墓石は20余りでした。
お盆になると墓石一つに花盾が2個あり全て竹製でしたので、取り替える習慣でした。
その作業は子供の仕事でした。新しい竹を山から切り出して、花盾に切断して取り替えていました。
夏場には雑草が生えて掃除もしていましたのでお盆前は大変でした。
お盆当日は、夕方お墓参りしますので、子供達が古い竹の花盾を燃やして墓の灯りにしていました。
現在では、土葬は廃止され墓地も鉄筋コンクリート製の墓の団地に変更されています。
昔の土葬の風習を知る住民も少なくなっていると思います。
この時期になると昔のお盆風習が思いだされます。