しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

伊勢志摩にはとても綺麗でエコな「ライダーハウス」がありました!

2014年10月24日 | 雑感&放浪
・                【「放浪」の宿泊ツールの一つとして考えて下さい】

放浪の大先輩である「りんご屋」さんでも知らない世界があるのです、主に北海道に7,80箇所あります、伊豆にも
探せばあります、ライダーハウスと名乗ってもいても価格も民宿同然だったり、お安い徒歩宿だったりしていまして、唯一北海道スタイルは
南伊豆にあります「やどかり」さんと「こあじ」さんだけだと思います、宿としての利用価値ももちろんですが宿主との濃密な人間関係が
その後人生観すら変えてしまうのです、観光地ですがとても不便な立地にあって発見するのだって容易ではありません

(宿主だってたどり着けなきゃ来ないでいいよと冷たくアシラッテいます)

点々と全国にもありますが、数は北海道ほど多くはありません、今回は伊勢志摩のライダーハウスを利用させて頂きました、
一泊2000円でお風呂も大きく、トイレも綺麗でした、訪問した人も、皆気持ち良い落書きを天井や壁に残しています

(ライダーハウスはオーナーさんの個性で運営されております、ここのオーナーさんはお酒も飲みますし、自分の意見を持って喋ります)



マットはありますけれど、寝具はありません、寝袋は持参でお願いいたします

(長い間置かれて誰が使ったか判らない汚い寝具は出さないのが信条のようです、僕も自分の寝袋が一番と思っています)


・                 【部屋は男女別相部屋となっています】

建物は新しく、木造ですがとても綺麗です、この綺麗さは北海道のライダーハウスでも見習ってほしいね、
扇風機や洗濯機も完備しています、ちょっと「蚊」でてるなあと思ったら、僕が言わないのに、すかさず奥様が「香取線香」を
話してる僕とご主人様の間に置きますし、後で見たら部屋にまで「香取線香」が炊かれておりました、まさに最高の「おもてなし」だと思います
談話室があって飲食はここでやって、寝る部屋では出来ません、屋外の上にBBQや焚き火が出来る芝生の高台が出来ております、
高台の周りがオーナーさんの畑となっていて、ちょうどピーナツの収穫時期でもあって大きな「ゆでピーナツ」をご馳走になりました

特大のピーナッツからいって畑に秘訣がありそうです、毎朝5時に起きて畑を見守り、夜盗虫などを手で退治する無農薬野菜を作っています

(食事は当然出ませんが、今日は夕食のおつまみに「かに汁」と「煮物」まで奥さんが出してくれて申し訳ありません)



地元のグルメ店、お土産店を紹介して頂けます

(「旅どきネットワーク」を作っていて紹介して頂きました)


・                  【伊勢志摩は的矢の牡蠣、英虞湾の真珠です】

真珠のお土産は高いですが宿に来る前に買ってきました、聞けば真珠業者さんもお知り合いだそうです、近所の人から
「ピーナツ」が届き、漁師さんから「磯カニ」や「小魚」が届きまして、ご出身は静岡県だそうです、サラーリーマン最後の赴任地が
埼玉県だったそうで子供達もそこに居るそうです、埼玉県からどうしてこの地を選んだのか?は聞き漏らしました
ご夫婦そろって伊勢志摩のこの地が気にいったそうです

(良い老後の田舎暮らしを満喫している熟年夫婦で「しいたけ」の老後生活を考える意味でとても参考になりました)

我が家の場合は僕が田舎派に対して、ママは都会派なので困った事になっております、このまま卒婚状態で良いのかしらね?



屋根のある「ライダーハウス」は貴重ですね


・                 【翌日は雨降りでしたから有難いのです】

屋根なんか贅沢と思っていましたが、バイクが濡れない無いだけではなく、カッパを着る時など有難いのです、
ライダーの中には愛車と一緒に寝られる安心感もあります、オーナーは自然人で畑を耕しますがバイクにも詳しく
「パールロード」に面してはいませんが、バイクの音だけで「パールロード」を渡って来るライダーさんの運転技術のほどが
判るそうです、エンジン全快でカーブを回るなんて僕には出来ませんから、僕の未熟さも来る前に判ってしまうのでした

(バイクや畑やレザークラフトの趣味もあって多才で多能な人だと思います、並んでいる釣り竿の数や釣具からしても
 並みの趣味人以上の方だと思います)

訪れるライダーさんに手つくり「レザーキーホルダー」などプレゼントしています、寝る前に確認していたのですが僕は忘れてきたようです



泊まる時の注意事項が書かれております


・               【これを煩わしいと考える方は遠慮してもらいたいね】

とても綺麗なライダーハウスですから維持は大変だと思います、これからも気持ちよく使って頂くには必要な事だと思います
おトイレは洋式ですが小も座って行ってください、お風呂も入ったら掃除をして下さい、どちらもぴかぴかの新品でした
落書きの中には「最高のおもてなし!」との表現もありました、今回僕一人で宿泊でした、オーナーと1対1で夜が更けるまで
話し込みます、実は昨日も浜松のライダーハウスで飲み明かしましたから、あくびを飲み込むが大変でした、
僕は1対1の話し合いには弱いのです

時には潮騒の波の音を判断して、海は見えないのですが音は聞こえてきまして、今日は結構波が高そう、猟師さんも
延縄やる人は出漁すけれど、網を引いたり、まき網の人は出漁しないね、「安乗(アノリ)魚港」が近くにあって、時には
「アジ」がバケツ一杯で1000円だよと「富戸定置網では考えられない安さ!」でした



オーナーさんの気持ちが表現されています


・                 【木工細工などもやるマルチなお人でした】

「やすらぎと幸せ」を提供して頂けます、最高のおもてなしです、談話室で仲間とワイワイやるのもいいし、外に出て
一人寂しく潮騒の音も聞いてもいいし、皆に合わせなくてもいいのです

(でもここでは勝手なことは言わずに仲間に入りましょう)

一人で宿に泊まろうとすると「泊めてくれない」不幸に会いますし、特別な料金も請求されます、一人ライダーの貴重な味方だと思います


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2 コメント

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RH (りんご屋)
2014-10-11 11:12:47
最近道の駅阿蘇でチャリ、バイクで日本一周してる方、何人かとお話しする機会があり、彼らのリアルタイム旅ブログを見ると夢のような毎晩一品料理持ちより大宴会のライダーハウスが在るじゃあーりませんか。
そこで、伊豆のRHを調べてみたら『こあじ』さんのHPで『やどかりの家』の紹介記事があり、何処かで読んだ文体だなぁしかもかなり頻繁によんでる気がするなぁと思いつつ最後までいくと
何としいたけさんの執筆じゃぁあーりませんか。ぴっくりしたなぁもう。
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りんご屋さんの知らない世界があって良かったです (しいたけ)
2014-10-11 14:01:45
あれは古い記事ですよ、あそこのオーナーさんも個性的でありまして
合う人には合いますが、嫌いな人には合いません
ライダーハウスは個性的なオーナーさんが営業していまして自身もライダーなのです

北海道が発祥ですが今回2件のライダーハウスを訪問してみて本州の方に
レベルの高い所がありました、北海道も見習って貰いたいね
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