泡 music.

某黄色いCDショップ元バイヤーによるNo Music No Lifeなブログ♪

Kyoto Jazz Massive

2009-10-03 09:20:48 | Weblog
毎秋聴いてるGoodアルバム リリースからもう7年も経つKJMの実質的1st
入荷日に学校帰りで買いに行ったのを覚えてます
なんつっても夕陽をバックにした京都タワーのジャケがステキ

なぜ実質的かというと、94年リリースの『Kyoto Jazz Massive』は、Mondo Grossoや吉澤はじめのBossa Free、Monday満ちるのBahia Sunsetsといったコンピレーションの意味合いが強いからです

で、本作ですが、まずリリースがドイツのクラブジャズ超名門“Compost”からってのに感激しました世界基準なんやなってあんまかっこよくないですけど「日本が世界に向け、クロスオーヴァー・シーンへ最終回答を出す!!!」って帯に書いてありますそしてジャンルには“クロスオーバー”と…

そして全編を通して優しく神秘的に響き渡る吉澤はじめのフェンダーローズetcのキーボード彼のプレイによってその完成度は絶対的なものとなっています

で、まずイントロとそれに続く②は西ロンのディーヴァVanessa FreemanがVo.を務めた、ベースラインが激シブなBroken Waltz吉澤はじめのフェンダーローズが鬼メロウで神秘的 ③はシングルカットされたBroken Boogieって感じ④は当時引っ張りだこだったVictor Daviesを迎えたパーカッシヴなブラジリアン・ブギー

そして代表曲、00年リリースの「Eclipse」昔辞書で意味調べて「月蝕」と出てきたときものすごい説得力がありました神秘的なのにスタイリッシュで踊れる素晴らしい1曲独特のプログラミングも絶妙

一転アンビエンドな⑦はメロウなローズにSAXが絡む、Mitsu The Beatsとか好きな人にオススメ そして⑧は懐かしのDa LataのChris Franckと相棒Guida De Palmaを迎えたKJM流儀の極上ブラジリアン・フュージョンージョンしかも1番英語で2番ポルトガル語っつー歌詞に感動しました

そして大沢伸一のディスコ・コンピにも収録された「Substream」はAzymuth「Dear Limmertz」モロ使いにKJM流のアレンジを施した壮大な1曲昔ユニクロで流れててビビりました

そして(ばっかり)⑩ストイックな四つ打ちにシャープなピアノが絡む、これぞクラブジャズな1曲 日本盤オンリーでBebel Gilbertoを迎えた、当時Pushim×プリモとかChara×サトシトミイエとかのコラボ企画のアルバムに入ってた1曲を収録

SPIRIT OF THE SUN
KYOTO JAZZ MASSIVE
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ

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