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斯く斯く鹿々

鹿島アントラーズが好きな男のサッカーに限らない普通の日記

選挙結果以前に・・・

2008-04-28 00:14:29 | 世の中
玉が悪すぎませんか?<自民党さん
あの敗戦の弁を聞いて一層気分を悪くした山口の有権者が居ると思います。

単純な話で、地域の活性化以前に、自分の生活をどうにかしてくれってことなんでしょう。

聖火リレーを見て思ったこと

2008-04-26 23:28:43 | 世の中
長野での聖火リレーの様子をテレビ各局で見たが、沿道での五星紅旗ばかりが目立って、一体どこの国の出来事なのか分からなくなった。

自分の国のことを誇りに思うことに対してどうこう言うつもりはないが、他所の国であれだけの行動を起こしたときに、どのような印象を与えるかは全く分からないようだ。少なくとも普通の日本人の感覚ならば、あの様子を見て中国に対して良い印象を持つ人間など居ないだろう。そして、イギリスでも、フランスでも、アメリカでも、タイでも、オーストラリアでも同じような状況だったのではないかと推測する。

職場にも多くの中国人技術者が派遣されてきて、私も職場の仲間としてお付き合いしている。良い奴もいれば、日本人に対して露骨に嫌悪感を示す奴もいる。ただ、共通して言えるのは、彼らにとっては中国の価値観が全てであって、それが例えアメリカに暮らしていても全てに優先するようだと言うこと。海外と接することに慣れていないという点では何十年か前の日本もそうだったのかも知れないが、今の姿勢が変わらないなら、似たような衝突はこれからも繰り返されるのだろう。

国境なき記者団の事務局長が言っていた「中国側も、チベット側も、自由に意見が言えるこの環境こそが民主主義」という言葉は非常に重い。また、第三国の方から、日本のことをそのように評価していただけたことは素直に喜びたい。その事務局長を「理由はないけど入国拒否」しようとしたこととか、「ジャーナリストの一線を越えている」とか「国境なき活動家じゃないの?」という無礼な質問をしたこと(フランス人らしくエスプリでかわしたらしい)が事実なら、非常に情けなく思う。

中国の人達が、真の民主主義を知る日は来るのだろうか。
Unfortunately, it will never happen in the near future.

良いもの作るだけじゃ駄目ってことか

2008-04-16 12:06:16 | 世の中
ビクター、国内テレビ事業の撤退を検討 海外市場集中へ(朝日新聞) - goo ニュース

先日のスバルの件にも繋がりますが、もはや良いものを作るだけじゃだめなようですね。
日本のテレビの父、高柳健次郎さんからの伝統を引き継ぎ、大変な技術力を有しているだけに、本当に残念としか言いようがありません。

どこか技術者ごと買い上げるメーカーありませんかね??国内メーカーで。ビクターが国内から消えてしまっても、その技術をきちんと引き継いでくれるところがあればよいのですが・・・。駄目ですか?キヤノンさん!

ヒラリーおばさん終了の模様

2008-03-26 11:19:47 | 世の中
その記事を見たのは、DC滞在中のホテルでのこと、土曜日だったと思う。Washington Postの政治面で「ピノキオチェック!」なるものがあった。内容は「ヒラリーおばさんは、どこぞの演説で『かつてボスニアを訪れた際、私はテロリストの銃弾が飛び交う中を当地に降り立った』といったようだが、これは真実ではない。嘘つき度は4ピノキオだ!」というものだった。アララ、随分と追い込まれて余裕が無くなったもんだねと思ってはいたのだが・・・。

今自宅に戻ってCNNのラリーキングライブを見ると、トップ扱い。CBSの映像ライブラリから当時ののどかな空港の雰囲気を映した映像が見つかったようで、釈明を余儀なくされたようだ。CBSnewsで今晩のイブニングニュースの動画を見たが、もはや失笑するしかない。
同じCBSでのリポートでも触れられていたとおり、テキサスの予備選で勝利の一因となった「午前三時の電話」と同じ趣旨で「危機への対応」を強調し、オバマおじさんとの差を際だたせるつもりだったのだろうが、事ここに至っては、もはや勇み足以外の何者でもない。それなのに、またオバマおじさんの人種問題を蒸し返すとか。馬鹿としか言いようがない。

だいたい、敵はオバマおじさんじゃなくて、マケインじいちゃんなはず。そのマケインおじいさん、米国内ではベトナムの経歴が非常に光っていて、危機への対応という点では、あのじいちゃんにおばさんが適う訳ないのだ。こんなにドタバタしている間に、じいちゃんはイラクにも行って軍隊を激励しているくらいだからね。本当に選挙に勝ちたいのなら、もっと別な土俵で勝負すべきなのに、オバマおじさんを潰すために何でもありになっているようにしか見えない。イチャモンにも近い宣伝と合わせて、みっともないとしか言いようがない。

彼女が予備選を勝ち抜けるかと言われれば、もはや無理ではないかと思う。アフリカンアメリカンからは完全に総スカンを食らい、強かったはずのヒスパニックもその代表格かつ旦那のブレーンたるリチャードソンニューメキシコ州知事のオバマおじさんへの転向で、もはや雌雄は決したと思う。頼みのホワイトアメリカンでも、若年層の支持は薄かったりする始末だ。ヒラリーおばさんは、余程のこと(オバマおじさんの大スキャンダルとか暗殺といった事態)がない限り、NBCのサタデーナイトライブで揶揄されたように「人の話を聞けない」上に、「嘘をつく信頼できないおばさん」として人々の記憶に残るだけなのではないだろうか。
当地ペンシルベニアは、非常に保守的な地盤なので、民主党はアフリカンアメリカンよりは女性という結果になるだろうが、もしここでおじさんが勝つようなことになれば、予想より早く候補者が出そろうだけのことだ。

でもって、本選。多くの日本の方が指摘しているとおり、オバマおじさんとマケインじいさんの戦いなら、民主党の泥仕合も影響して、マケインじいさんが勝つような気がする。マケインじいさんにしてみれば「ありがとよ!ヒラリーおばさん」ってところだろう。攻撃の材料さえふんだんに提供しているんだからね。

そもそも、大都市以外に住む標準的なアメリカ人は、予想以上に保守的で自分もびっくりしたくらいだ。そんな人達の間でも、2代目ブッシュは非常に不評(身近な人間が、"hate!"と評したのには驚いた)ば訳だが、これとてそんな人達が共和党を嫌っている訳ではない。「2代目ブッシュとその愉快な仲間達」の退場をただただ願っているだけの話であって、跡を継ぐ人間が「2代目ブッシュとその愉快な仲間達」以外なら誰でも良いのだから。マケインじいさんの政治姿勢が今までより中道に近いことも合わせて考えると、マケインじいさんが非常に良い落としどころになるんじゃないかと思えてならない。