原爆記念日

今日は、広島の原爆記念日です。
広島で育った私は、8月6日が原爆記念日って
言うのは日本人ならみんな知ってるものだと思ってた。

でも、大学で広島を離れて衝撃でした。
広島以外で育った友達は、時刻はおろか、
日にちまで知らないのです。

広島の原爆記念日は時刻に合わせて黙祷するのが
当たり前だし、長崎の原爆記念日にもするし、
サイレンも鳴ります。

私にとって当たり前が、広島以外では当たり前じゃないみたい・・・。
平和教育したのかなぁ？？

広島市役所でバイトをしていた時、
原爆で亡くなった方で、引き取り手がなかったり、名前が分からない方の遺骨が納めてある、納骨堂に入る機会がありました。
もちろん一般の人は入れない場所です。
そこには、普通に見るお骨入れはほんのわずか。
ほとんどが、とても小さなお骨入れなのです。
人のお骨入れとは思えない小ささです。
あの光景を見て、ただただ悲しくなるばかりでした。。。

このバイトをしていた時は、原爆の体験談を来客した人
から聞くことも多く、貴重な経験だったと思う。

サトは原爆ドームの横を通って高校に通っていて、
原爆ドームは身近な存在です。
春になれば、原爆ドーム側の川のほとりでお花見したり、
平和公園で友達とおしゃべりしたり。
高校の正門横にも当時の高校の被爆した建物の一部が
モニュメントとして残っていたりと、
原爆に関するものに触れる機会は多くあります。

広島に住んでいなければ、原爆に関する意識が低いもの
なのでしょうか。
広島以外の人にも、原爆に関して考えて欲しいものです・・・。
もっと触れる機会が増えればいいのですが。