マイラーの層の薄さ

マイルＣＳのポイントは2つ

1.安田記念と違いサンデー産駒がバンバン好走する
2.距離延長馬より距離短縮馬が圧倒的に強い

1は京都マイルは淀みない流れになっても瞬発力勝負になりやすいのでサンデーが走ります。
中距離の持続力勝負に強いニジンスキーやリファール系が走るのもこれが原因でしょう。
要するに、安田記念より苦しい展開にはならないって事ですね。

2はマイラーのレベルが低いからですね。
クラシックの距離を考えれば解ると思いますが、日本では中長距離馬が重宝され、
あくまで短距離馬は気性が悪いなど、競走能力に欠陥がある馬の救済レース(この言い回し気に入りました(笑)
過去5年でスプリンターズＳorスワンＳをステップレースにしてマイルＣＳを制覇した馬はあのデュランダルのみ。
スワンＳ組は1頭も連対していません。他の連対馬はマイル重賞ちょい負け、毎日王冠or天皇賞からの出走でした。
能力がある馬は、距離がちょっと長くても天皇賞に出走させたいんでしょうね。

レベルの低い救済レース(短距離)を勝った馬が人気し、天皇賞でちょい負けした馬がバンバン連対する。
これは非常においしいレースです。今年は距離短縮組ではアグネスアーク、サクラメガワンダーが面白そうですね。
血統派が本命にしそうなマイネルシーガルはどうでしょうかねぇ…
富士Ｓのレベルは高くないでしょうし、紐で十分だと思っています。