さとちゃんのダイアリー

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真田丸 第49回 「前夜」

2016-12-17 15:04:00 | テレビ番組
NHKの大河ドラマ『真田丸』が、いよいよ明日最終回をむかえます。では、第49回「前夜」を振り返っておきましょう。

信之> これより大坂へ行ってまいる。
稲> そのようなお体で、殿が行かれてどうなさりまする。
信之> 源二郎を説き伏せてくる。あれは死ぬ気だ。すぐに支度を整えてくれ。
こう> かしこまりました。
稲> (幸村からの書状を読んで)死ぬなどとは、どこにも書いておられませぬ。
信之> わしには分かるのだ。あれは死ぬ気で敵の本陣に突っ込み、大御所様の首をとるつもりだ。
こう> 行かせてあげてください。旦那様に悔いなき生き方をしていただくのが、私たちの務め。
稲> 分かっておる!
こう> ご無礼致しました。
稲> されど、敵の大将と会うとなると、内通を疑われても仕方がありませぬ。下手をすれば打ち首。真田のお家をつぶすことにもなりかねませぬ。
信之> 十分気を付ける。
稲> 道中は、真田のものであることをお隠しくださいますよう。家紋が付いているものは、一切、身に着けぬこと。
信之> 承知した。
稲> そして、必ず生きて帰ってくださいませ。
信之> 分かった。

松> 真田のものと分かるものは持たせてはならぬと、きつ~く言われましたが、このくらいなら大丈夫ですよね。
信之> いささか多すぎるかと。
松> 源二郎に食べさせてやりたいの。
信之> 必ず届けます。
松> いずれまた、兄弟3人でお茶でも飲みながら、昔話に花を咲かせましょう。大丈夫。きっと、そんな日がきます。
信之> そうなることを願っておりまする。
松> へっ、松が言うのだから、間違いありません。
信之> たまに姉上が、ばば様と重なる時があります。
松> (聞こえないふりをして)はい?
信之> ふふふ、何でもありませぬ。

信之> あとは頼んだ。
こう> 大願成就のお守りでございます。
信之> (お守りの中に入っているものを取り出して)これは!
こう> 銭、六文。道中、ご無事で。

→ 弟の幸村を思う信之の姿が、丁寧に描写されていましたわ。最後の「銭、六文。」にも、感動しました。真田家の家紋「六文銭」に、ひっかけているんです。





(徳川義直の陣)
信尹> 案ずるな。ただの人改めだ。
室賀久太夫> かんどうを歩いていた怪しい者たちとはお前たちか?
信尹> 我ら、大御所様からの密命を帯びて、大坂へ向かうところでございます。
室賀久太夫> ご無礼致した。尾張徳川家家臣、室賀久太夫。
信尹> 将軍家旗本、真田隠岐守信尹。
室賀久太夫> 真田?
信尹> 先を急ぎますゆえ。
室賀久太夫> 待たれよ! 真田といえば、真田安房守・・・。
信尹> 安房守は、我が兄でございます。
室賀久太夫> 通すわけにはいかぬ! 我が父、室賀正武は、真田安房守の罠にはまり、
信之> 黙れ、小童(こわっぱ)!
室賀久太夫> すみません。
信之> 参りましょう。

→ 「黙れ、小童!」。この演出は、凄い! 信之が室賀正武に、さんざんくらっていた言葉。それを室賀の息子に見事に返しました。これぞ、脚本家・三谷幸喜ワールド! 今作品『真田丸』にも、随所に散りばめられているユーモアに感心しました。





(大坂城内)
幸村> お待たせいたした。 (間) 兄上?
信尹> 大御所様はどうしてもお前が欲しいようだ。
幸村> 有難迷惑でございます。
信尹> しかし、前とは事情が違う。かような城で、どうすれば勝てる。今のうちに、こちらに下るのも決して悪い手ではない。信濃一国ではどうかと、大御所様は仰せだ。
作兵衛> 何と。
幸村> 気前のよいことで。
信尹> 兄上が終生望んでいた信濃の国主になれるのだぞ。
作兵衛> 源二郎様。
幸村> (首を横に振る。)
信之> 源二郎は死ぬつもりなのです。しかも、大御所様を道ずれに。
幸村> 兄上、買い被りです。いくら私でも、それは。
信之> 徳川に、はむかいたいなら、はむかえばよい。ひれ伏したくないなら、ひれ伏すな。しかし、死んではならぬ!
幸村> 捕まれと申されますか?
信之> そうじゃ。今度もまた、俺は必ずお前を助けてみせる。死に物狂いで江戸と駿府と京を駆け回り、赦免を勝ち取ってみせる!
幸村> そしてまた14年。
信之> 決してお前を死なせはせん。それが、わしの使命だからだ! あのとき、わしは、お前と父上と3人で誓った。またいつか、晴れて酒を酌み交わそうと。父上はもうおられぬが、わしはまだその約束を果たすつもりでおる。それを言いに来た。
幸村> では、今、ここで酒を。
信之> 作兵衛、帰る。
作兵衛> は。
信之> 叔父上。
幸村> 兄上と酒を酌み交わしとうございます! (間) 兄上。
信之> これは今生の別れではない。
(間)
信尹> 生きたいように生きればよい。

→ 幸村の覚悟がひしひしと伝わってくるシーンでした。幸村を助けたい、信之の必死感も凄かったです。





(大坂城内)
春> 城を出よとは、どういうことでございますか?
幸村> 何も言わず、従ってくれ。
春> 出て、どこへ参るんですか?
幸村> 伊達陸奥守の陣じゃ。
内記> 伊達?
幸村> あのお方なら、必ずお前たちを庇護してくださる。

(伊達政宗の陣)
政宗> 真田左衛門佐、よう、わしを頼ってきた。ごさいじょの世話、一切、喜んでみようではないか。
佐助> ありがたき幸せ。
政宗の家来> このこと、大御所様には・・・。
政宗> 申し上げるわけなかろう。わしと真田との密約よ。

(大坂城内)
幸村> 大助は私とともに城に残る。
大助> はい。
幸村> 内記。
内記> もちろん残ります。
幸村> 足手まといになるだけだ。
内記> 失敬な。力を蓄えておったのでござる。
幸村> 作兵衛は、春たちを伊達に送り届けたら、戻ってくれ。
作兵衛> かしこまりました。
きり> 私は?
幸村> お前には大事な仕事がある。残ってくれるか?
きり> (うなずく。)
幸村> 決して永遠の別れではない。しばしの辛抱じゃ。
春> 大助、父上をしっかりとお守りしなさい。
大助> はい。
春> 旦那様のこと、何卒よしなに頼みます。
きり> かしこまりました。

幸村> よう耐えてくれた。
春> 泣いても良いのなら、泣きますよ。
幸村> いや、いい。
春> 私は大谷刑部吉継の娘でございます。
幸村> そうであった。
春> ご武運を。
幸村> (うなずく。)

(伊達政宗の陣)
政宗の家来> 御館様、真田左衛門佐奥方とお子達でございます。
政宗> お。伊達陸奥守政宗である。心配はいらん。そなた達の身の上は、わしが一命にかけて預かった。ときに、ずんだ餅はお好きかな?

→ 幸村と政宗が一戦交えた後に芽生えた「友情」みたいなのが描写されました。凄くいいシーンでした。そして、こののち、幸村の娘・梅が、伊達家家臣の嫁になることがナレーションで紹介されました。また、このシーンでも三谷ワールド炸裂! 完全にNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』を意識しています。「ずんだ餅」がそれです。THE BLUE HEARTSの『リンダリンダ』を替え歌にして「ズンダズンダ」と歌うGMTアイドルを思い出しませんか?





(大坂城内)
幸村> 私は明日、城を出て、家康に決戦を挑むことにした。
きり> いよいよですね。
幸村> お前は、いざとなったら、千姫様をお連れしてここを抜け出し、秀忠の陣へ行け。
きり> 大仕事ではないですか!
幸村> だから、お前に頼むのだ。おかみ様には、お伝えしておく。
きり> 姫様をお送りしたら、そのあとは?
幸村> 沼田にでも帰るがよかろう。
きり> いいえ。ここに戻って来ます。こうなったら、おかみ様とご一緒しますよ。最期まで。源二郎様がいない世にいても、つまらないから・・・。
幸村> (きりを抱きしめる。)
きり> ちょっと何するんですか・・・。 (間) 遅い。
幸村> すまぬ。
きり> せめて10年前に・・・
幸村> (きりにキスをする。)
きり> (キスをされたまま)あの頃が、私、一番奇麗だったんですから。

→ 泣いた、泣いた。きりの思いがやっと幸村に伝わったシーン。「源二郎様がいない世にいても、つまらない」って・・・。大きな愛を感じますわ。で、このシーンですが、実は、堺雅人さんと長澤まさみさんのアドリブなんです。三谷さんは、「キス」のことは台本には書いていないのです。長い間、撮影の苦楽を共にした二人ならではのアドリブだったと思います。

みなさん、どうでしたか?
明日の用意はできましたか?
では、各々、抜かりなく。

宇多田ヒカル 「30代はほどほど。」のグッズ販売情報

2016-12-16 23:17:00 | デジタル・インターネット
12月9日(金)21時より配信された、宇多田ヒカルさんの『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』。
その時に、宇多田ヒカルさんやスタッフさん達が着ていた、宇多田ヒカルさん直筆ロゴをプリントした「オリジナルスタッフスウェット」が、販売されることになりました。

注文受付期間 12月16日(金)~12月22日(木)23:59まで
値段 3980円(税込)
送料 無料
発送予定日 2017年1月末

注文受付サイト





※ 宇多田ヒカルさんの『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』を見逃した方は、以下のサイトでご覧になれます。

『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』  配信終了日 2017年1月10日(火) 23:59(予定)

(初め、音量がミュート状態となっていますので、マウスで音量を調節してください。)

矢井田瞳 今夜テレビ出演&チケット情報 パート6

2016-12-13 18:52:00 | 音楽
矢井田瞳さんが、今夜テレビに出演します。
皆さん、観てねー!

タイトル 『第16回 わが心の大阪メロディー』
チャンネル NHK総合
時間 午後7時30分~午後8時43分





ついに始まりました! 「矢井田瞳 弾き語りTOUR 16/17 〜ヤイダヒトリ〜」。
大好評につき、定員数が増加された公演があります。また、当日券の販売がある場合もあります。詳しくは、各公演のプロモーターにお問い合わせください。

待ちに待った矢井田瞳さんの弾き語りツアー、第2弾!
ギター1本で、ヤイコが心をこめて歌いつくします。
前回の公演にも参加したあたしは、すでにチケットをゲット!
あの感動をもう一度!
各会場のお近くの皆さん、是非、ご参加ください。ホンマに感動しますからー!

矢井田瞳 弾き語りTOUR 16/17 〜ヤイダヒトリ〜 チケット情報パート6

2016
■12/03 (土) 東京 日本橋三井ホール(公演終了)
■12/11 (日) 愛知 THE BOTTOM LINE(公演終了)
■12/18 (日) 栃木 HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2(予定枚数終了)
■12/23 (金祝) 石川 金沢21世紀美術館シアター21(予定枚数終了)

2017
■01/08 (日) 岡山 YEBISU YA PRO(予定枚数終了)
■01/09 (月祝) 広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO(残席あり)
■01/14 (土) 長崎 DRUM Be-7(残席あり)
■01/15 (日) 福岡 Gate's7(残席あり)
■01/22 (日) 北海道 cube garden(予定枚数終了)
■01/28 (土) 香川 高松DIME(予定枚数終了)
■01/29 (日) 愛媛 松山キティホール(予定枚数終了)
■02/18 (土) 宮城 SENDAI CLUB JUNKBOX(予定枚数終了)
■02/19 (日) 福島 IWAKI PIT(残席あり)
■02/25 (土) 長野 NAGANO CLUB JUNKBOX(予定枚数終了)
■03/20 (月祝) 神奈川 Yokohama O-SITE(予定枚数終了)
■03/26 (日) 大阪 サンケイホールブリーゼ(予定枚数終了)

このチケット情報は、「e+(イープラス)」2016年12月13日、18時51分現在のものです。

宇多田ヒカル 「30代はほどほど。」 再配信決定

2016-12-10 19:56:00 | デジタル・インターネット
12月9日(金)21時より配信された、宇多田ヒカルさんの『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』。
その中で、宇多田ヒカルさんは、「90代になったら、『90代はここどこ』というイベントをやりたい」と発言。健康管理に努め、その実現に意欲を見せてくれました。また、宇多田ヒカルさんの息子さんについての発言もありました。「音楽を聴かせているんですけど、曲が終わると拍手するように教えています。今では、一人で出来るようになりました。私の曲でもやってくれて、うれしく思います。」
そして、スタジオパフォーマンス。『忘却』と『人魚』の2曲を披露してくれました。

しかし、配信中に、回線トラブルが発生。あたしの場合は、PCで観ていて問題なかったのですが、どうやら、スマホで観られない事態に陥っていたようです。
そこで、急遽、再配信が決定いたしました。

再配信日 2016年12月16日(金) 予定

宇多田ヒカル 明日 ネットイベントを開催

2016-12-08 18:15:00 | デジタル・インターネット
2016年12月9日に、30代となった宇多田ヒカルさんがネットイベントを開催します。

タイトル 『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』
時間 21:00~21:30(予定)
出演者 宇多田ヒカル、KOHH、PUNPEE

『サントリー天然水PRESENTS「30代はほどほど。」』特設サイト