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SATELLITE NATION

日々の雑感

『心にトゲ刺す200の花束』

2004年09月06日 23時31分28秒 | 
 「究極のペシミズム箴言集」ってサブタイトルがついてるんだけど、これは結構いいですね。世の中ポジティブ思考とかいってるのが、すごくうさんくさいと思ってる人にはお勧めです。
 アメリカ嫌いな人とかもお勧めです。今のアメリカには、ニーチェの言葉で「個人が正気を失うのは稀である―しかし、集団や党派、国家、そして時代の場合はそれが常である。」を送りたいですね。とは言っても、プラトンの「頭がよすぎて政治にたずさわらない者は、罰として自分よりも頭の悪い人間に統治されることになる。」も大事ですけど。
 ペシミズムというよりも、皮肉が多くて、笑ってしまうものが多いんですが、スティーヴン・ウィンステンの「わたしたちは生き方を学ぶ前に死んでしまう。」に至っては、ペシミズムというより、ちょっと胸キュンものです。
コメント (2)
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「わからないという方法」

2004年07月26日 00時02分42秒 | 
 また橋本治で、『「わからない」という方法』を読んでるんですけど、「上司は思いつきでものを言う」よりも前に書かれた本ですけど、一部全く同じ内容のところがあるのはびっくりした。編み物の本を出したところ。似たようなこと書くのはいいけど、全く同じってのはちょっとびっくりした。にしても、ちょっとあきてきたかな・・
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「上司は思いつきでものを言う」を読み終わりました

2004年07月19日 00時16分21秒 | 
 読み終わりました。話が回りくどいので、ちょっと面倒だなと思いましたけど、最後まで読みました。結局、思いつきで言われたときの対処法は「あきれる」ということでした。まともな論拠がないものに、まともに議論する必要がないということでした。そして、上司をバカだと思わない部下にも問題があると、日本に染みついた儒教の話を持ち出して論じていました。
 タイトルだけみると、ただ指摘して、説教するような本なのかなと思ったんですけど、その考え自体が儒教的発想だと気づかされました。この本を読んでない人のコメントは、そういうニュアンスでこの本の話が取り上げられているように思います。そういう人こそ、ぜひこの本を読んで欲しいですね・・・なんて言ってないで、あきれるといいんでしょうね・・
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「上司は思いつきでものをいう」

2004年07月17日 13時14分31秒 | 
 今読んでる橋本治の本です。自分の世界にグイグイ引っ張っていく書き方はちょっと面白いです。それを「お伽話」だなんて自分て茶化すところもいいですね。今悩んでいることとタイトルがバッチリ合ったので衝動買いしてしまいました。
 上司の気持ちがわかって自分にも余裕が出来ました。上司との関係を悩んでる近くの人にも勧めました。
 まだ読むの途中なんで、読み終わったらまた書こうと思います。
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