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音楽評論館

音楽評論やコラムなどを執筆してます。

紀尾井 午後の音楽会 花鳥風月 -風-

2016-07-13 16:37:59 | フルート

高木綾子さん出演の、
紀尾井 午後の音楽会
花鳥風月 -風-

13時30分開演の時間に会場に着いたため、既に1曲目 武満徹『エア』が始まり、続く2曲目 ドビュッシー『シランクス』が終わるまで、会場内に入れなかった。。。
ロビーにモニターがあったので、席を用意してもらい、とりあえず観ることは出来た。ロビーにもよく音は響いてきたが、中央の前から2番目の席だったので、やはり会場内で観たかった。


箏奏者2人による吉沢検校『夏の曲』、フルートとピアノ伴奏によるドップラー『ハンガリー田園幻想曲 Op.26』、フルートと箏と三弦による中能島欣一『さらし幻想曲』は、よく見える席で聴くことができて良かった♩
箏と三弦は、和の雰囲気に溢れていたが、高木綾子さんの力強いフルートともよくあい、伝統芸能を感じさせるコンサートだったと思う。

大久保はるか先生のボサノヴァフルートの体験レッスン

2016-06-24 22:15:09 | フルート
「クラシックの音楽理論は様々なジャンルで使われている。」

つい最近、大久保はるか先生のボサノヴァフルートセミナーを受けたばかりですが、アドリヴがよく理解できないまま、周りの参加者にあわせるのが精一杯だったのは記憶に新しい。

今日は、大久保はるか先生のボサノヴァフルートの体験レッスンを受けてきました(実際に入会するかは検討中)。


ボサノヴァの世界では、反復記号で繰り返すときに、二周目でコードとスケールを使った、アドリヴもしくはメロディフェイクを入れることがあるが、体験レッスンでは、大久保はるか先生が、初心者にとって最も簡単だと思えるアドリヴで使うコードとスケールを使って、実際にただ淡々と吹くのではなく、どうやったら曲らしいアドリヴになるかのレッスンを受けることができた。ボサノヴァの原曲と、メロディフェイクと、アドリヴの違いがよく分かり、ここで使われるコードとスケールを突き詰めていくと、クラシックの世界でも使われていることに気がつくことができる。

ただ、それらを本当に一から根気よく学んでいくことは、大変な時間がかかることであり、ボサノヴァのフルートレッスンではあまり推奨はしていないそうだ。もう少し噛み砕いた方法でもボサノヴァフルートを楽しめることを、大久保はるか先生は仰っていた。


写真は、大久保はるか先生の著書の譜面と、直筆のコード譜ある。

トラヴェルソ展示&試奏会

2016-06-11 14:18:27 | フルート

6/12 試奏会に行って来ました。

気になっていたのは、バロック時代に本来あるべき楽器とかピッチとか、そんなところでしたが、正直ピッチがあっているのかどころではなかった。
まず、どのトラヴェルソも指が届くのがやっとな長さで、運指がフルートと違うと言うのは、その次ですね。
トラヴェルソ製作者から、小さなアンブシェアでと指摘を受けたが、低音域~中音域~高音域と上昇したときに息のスピードを上げていくのは、フルートと通じるところはありそうですね。そこまで全ての音階は吹けませんでしたがね。
最初に木管で試奏させてくれたのは、とても有り難かった。しかし最初の1本目を買うとしてもアウロスの樹脂製だろうな。
全く手が届かない訳ではないので、慣れればカヴァー出来るのだろうか?
色々と欲しいのがあったので、またダクにはお世話になります。