音楽評論館

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2018.2.17 sat ティンホイッスル講座 にかいめクラス@らくらく音楽整体カフェゆうみん

2018-02-19 18:13:21 | セミナーレポート
【2018.2.17 sat ティンホイッスル講座 にかいめクラス@らくらく音楽整体カフェゆうみん】



先月1月14日に、ティンホイッスル講座を受けたのは、まだ記憶に新しい。
その後、あまり練習する時間は取れなかったが、2回目の講座に参加して来ました。

1回目の講座で、教わった運指の確認や、ティンホイッスルの構え方などの、おさらいから入り、アイルランドの伝統的な曲「Down By The Salley Gardens」と、「Fanny Power」の練習を通じて、スラーのかけ方や、そのときの息継ぎのポイント、装飾音の入れ方などを教わった。
ティンホイッスルは、タンギングはあまりせず、スラーを入れながら吹く楽器であるそうだ。そのときに、装飾音を入れるのは、ティンホイッスルは、バグパイプなどの民族楽器の流れを受け継いだ楽器で、アイルランド伝統曲や、ケルト音楽においての、特徴であるからなのだろう。
さらに、極めたければ、歴史を学ぶ必要はあるかもしれない。

特に「Fanny Power」という曲が、気に入って、講座のあとに、ティンホイッスルの他に、他の楽器でも練習しているうちに、気がついたことだが。
どうやら、講座で使っていたのは、ピアノ譜の、旋律(右手パート)を、ティンホイッスルで吹いていたようだ。伴奏(左手パート)と、上部に記載されたコード(弾くときは構成音の一部とか)は、他の楽器でも担当することは出来るのかな?(推測)
なるほど、ここでハープが登場か!?
さらにティンホイッスルを購入した「ケルトの笛屋さん」では、違うバリエーションの譜面を手に入れることも出来た。

◯Fanny Power(フルートとフィドルの二重奏)
Fanny Power(フルートとフィドルの二重奏)

◯Fanny Power(フルート二重奏)
Fanny Power(フルート二重奏)

◯Fanny Power(ティン・ホイッスル3重奏)
Fanny Power(ティン・ホイッスル3重奏)

「Fanny Power」は、アイルランドの伝説的な盲目の作曲家ターロット・オキャロランの曲。

もう少し練習して身に付けたい。

【ダリル・ウェイ オフィシャル・サイトより】

2018-02-08 03:53:29 | ニュース
【ダリル・ウェイ オフィシャル・サイトより】
新しい情報が、更新されていました。
サイトのトップページを見る限り、ヴィヴァルディの四季をロック風に演奏した音源が、近々リリースされる模様。
カーヴドエア時代に作曲した、自作曲とは、毛色が異なる演奏です。
一部、試聴可能。
http://www.darrylway.com

2018.2.3 sat ららら クラシック♪コンサート

2018-02-03 18:07:57 | コンサートレポート
【コンサート鑑賞 所感】
2018.2.3(sat)
ららら クラシック コンサート
@サントリーホール 大ホール




願わくば、サイン会を期待していたのだが…おそらくは、世界的に活躍されている演奏家(ヴァイオリニスト)たちが集まったコンサートだったので、物販の人曰く、混乱を避けるために、サイン会は行わないとのことでした。残念。

同じ演奏家が、同じ楽器を持って、同じ曲を、己が持つ全ての実力を発揮して、演奏が出来たとすれば、CD(レコード)であろうが、コンサートであろうが、テレビであろうが、場所の影響と、周囲にいる人の影響による左右を除けば、同じ演奏になると、私は思う。
CD(レコード)、テレビなどでは、演奏していない未公開曲、ここでしか聴けない編成の演奏を、聴くために、わざわざ会場まで足を運んだ客も、少なくはなかったであろう。
未発表曲は、会場に着いて、渡されたパンフレットを見た時点で知る。
どこのコンサートでも、演奏の合間にトークをしたりするが、今回のトークは、内容が面白くためになった。
今日の演奏曲は、演奏家が、自ら選曲をして、演奏していたのだが、演奏後のトークは、演奏家の生い立ち(幼少期)や、バイオリンを始めたきっかけ、どんな指導を受けていたのか、どんなコンクールに出演したことがあったか、またその時の雰囲気や体験談、現在活躍している演奏活動など。司会者が演奏家に聞いた質問は、様々であったが、それらのトークの内容が、今回の選曲と、演奏に、ぴったりと、当てはまっていたのだ。
通常、譜面の通りに弾けば、皆同じになるだろうと思っていた、今迄、素人だった私の考えは(今でも素人だがw)、少しは納得の方向に解決されたのだ。
ヴァイオリンという楽器自体が、まず正しい音程で、端正で美しい音色を鳴らすことが基本だが、演奏家ごとに、顕著に個性は現れていた。

松田理奈
→全体的に感情表現が得意

辻 彩奈
→細かい繊細な表現が得意

成田達輝
→全体的に力強い説得力があった。

宮本笑里
→自然に聴かせる絶妙な表現力

川久保賜紀
→技量以上に雰囲気で聴かせる。

確かに、譜面(原譜かどうかは知らないw)の通りに、暗譜して弾いていたのは、間違いないと思うが、作曲家の意図を、どのように解釈して、弾いていたのかは、演奏家の生い立ちから、現在までの練習方法、演奏活動が、反映していたと感じた。あと、生まれ持った、星座により、作曲家と演奏家の相性もあると、解釈していた演奏家も、中にはいた。
演奏後のトークが、今日の演奏に結びついていた内容で、良かった。
何度も書くが、今回のコンサートは、司会者の1人である、高橋克典さんが、演奏家たちのポテンシャルを、上手く引き出していた、トークが良かった。

アンコール曲は、5人で演奏♪