涌蓋山 濃霧の中を歩く

2020-01-28 | 大分県の山
2020-01-26 今日は例会登山日 天候が優れないが濃霧の中の涌蓋山を歩いてきました。
例会一週間前の涌蓋山の天気予報は雨
又雨ですか~  昨年の11月の鷹取山、12月の多良岳の例会登山も雨でした。
今回も雨なら3カ月続いて雨の例会登山です。

若い時であれば山に行くと決めた日は、たとえ雨であろうと気使う事無く出掛けていましたね
しかし近年はやはり天候に恵まれた山登りを心の底では願っています。

なので天気予報次第で一月の例会を中止しようと考えていました
木曜日の天気予報は少し天候が回復し≪雨のち曇り≫に変った
例会登山出来るかな しかし山の事です安心はできません
中止の連絡は土曜日でも出来るので、天気予報の様子を土曜日まで見るとにした
皆さんが楽しみにしている例会登山、中止すれば残念がるだろうな~~と想像をする

土曜日の天気予報が日曜日の日中つまり山登りの時間帯に傘マークが消えた です

9時少し過ぎ涌蓋山登山口に到着 道路沿いの細長い駐車場に登山者の車が一台も停まっていない
何時もこの時間帯には多くの車が停まっているのに少し淋しい気持ちになりましたが
目の前の【一目山】が「いらしゃ~い 待っていましたよ」と出迎えてくれた

準備を済ませ 09:30 スタートです

今回は一目山には登らず、真直ぐに涌蓋山に向かうも
若い坂尉さんは登りたい様子だったので「坂尉さんは体力があるから帰りに登って下さい」
「今の我々には、此処の急登は登れそうにないな~」と話しながら通り過ぎる


舗装道路と分れ【みそこぶし山】手前の旧牧場傍を通る頃に、ガスが出始め視界が悪くなってきた


みそこぶし山(1299.6m)には登らず、トラバース道を通るが坂尉さんはみそこぶしに登って行き
「山頂は風が強かったです」と合流した後私に嬉しそうに話してくれた

数年前より放牧がされていないために、嘗ての草原では無く牧場は笹原に為っています
牧場の頃、登山者が牧柵を乗り越える為の鉄梯子が、今は淋しそうに笹に埋もれていますね


暫く広い砂利道を通り、涌蓋山へ登る分岐です 11:12


此れより女山を通り涌蓋山までの長い登りが続きます
花でもあれば急登の疲れも癒されますが、花の替わりに深いガスが行く先を遮っています
山頂までの急登を今回は『六根清浄、お山は晴天』を唱える事無く山頂へ登り上がった

12:04 濃霧に包まれた 涌蓋山山頂です

坂尉さんと美佐ちゃん・静ちゃんの3人はすでに山頂の人です

西側にある小国町の祠にお参りし、続いて東側九重町の祠にお参りを済ませる


二等三角点 点名 涌蓋山・ 標高 1499.61m 

GPS測量の発達で、今では使われる事が無くなって来ましたが地図作るには欠かせないものですよ
山登りが出来る様になったのも三角点のお蔭です。 大切にしましょうね。

単独の男性一人が登って来ましたが食事もしないで直ぐに下山したため
山頂には我々6名だけです

幸いに山頂は風も吹かず寒くは有りませんが、汗を掻いていますので体温低下を防ぐため
防寒着を身に着け ランチタイムです 


山頂柱を挟み 笑顔の集合写真

眺望が素晴らしい山頂はガスの為に九重山系の山々や阿蘇のお山も望めません
写真を撮り終えて名残惜しいですが 12:49下山開始です

ミヤマキリシマが美しく咲く女岳を通過 


涌蓋越を通り、三人娘がお喋りしながら笹原に下りて来ました 13:40


若い坂尉さんは、「みそこぶし山と一目山に登ります」と言い
元気よく一人足早に濃霧の中へ消え去りました


我々はピストンで下山するも、途中から女性三名を連れ下山道を外れ
少し遠回りや山林化しつつある旧牧場の斜面の登り下りを楽しんだら
女性三名から、鍛えて頂き有難うのお礼を言われた

坂尉さんが登ったであろう一目山の野焼き準備で輪地切りされた斜面を見上げる


車が待つ登山口の駐車場に到着 15:07

既に鳥さんと坂尉さんは車の傍で待っている 
程なく三人娘も駐車場に到着し六名は無事に元気よく下山しました
一目山に登った坂尉さんが「やはり一目山の登りはきつかったです」
「途中から山頂は未だかな、未だかなと」と何度も思い登りました
最後に「山頂標が立派でしたよ」と報告してくれた
本日の山歩き
 歩行距離=11.0km 高低差=±522m タイム=5時間38分
   (YAMAPの記録より)
良く歩きました。
終始濃霧に包まれた涌蓋山でしたが、お蔭様で雨に見舞われる事も無く
又外の登山者も無く我々だけでの静かなお山を味わい、
いい例会登山の山歩きが出来た事に感謝いたします。

さぁ~ 山の疲れが出ない様に温泉へ急ぎましょう 

   有難うござんます 合掌


五月晴れの 涌蓋山へ
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