先週焼肉を食べに行った際、この店ができているのに気がついた。
「龍高飯店じゃん!」
龍高飯店は、西葛西にある中華料理店。もう6年も前になるが、ほんの3、4ヶ月の間だけ西葛西に勤務していたことがあり、当時は毎日のようにそこに通っていた。そこはいろんなメニューがいかしていて、
・チャーハンはうまくて量がとんでもなく多い
・麻婆豆腐も辛くて絶品
・東京一美味い坦々麺!?(ぐるめぴあ等での評価。自分的には新宿御苑「東京」が最高)
などなど。あまり目立たないところにあるのに、隠れた名店だった。
しかし坦々麺が有名になり、ちょこちょこと支店ができているらしい。
で、その坦々麺をひっさげて高田馬場になぐりこんできた、というわけのようである。
で・・・その坦々麺をさっそくいただく。
が。
・・・かなりがっかり。
スープは美味い。これはきっとレシピがあるからそうそう間違えないのだろう。乗っかっていた
豚の角煮もいける。だがしかし、なんだかバラバラなのである。味のまとまりが感じられない。一つの器なのにもかかわらず、角煮とスープと麺とをばらばらに食べている感じがする。
なにより、ヌルい!!!
ラーメンでこれは致命的だろう。
店員の違いによるのかもしれない。西葛西の龍高飯店の主人は中国の礼節正しい老人(老人というほどの年齢でもなかったが)のような風情があった。
この店はなんだかマスコミでもとりあげられているらしく、2月末には「まいうー」石塚、3月半ばには「ぷっすま」でとりあげられたらしい。
思うのだが、こうマスコミでとりあげられたことを店内に貼っているところは、あまりたいしたことがない。「美味いの?コレ?」という疑問を、ムリヤリ納得させようとしている気がしてならない。
西葛西の龍高飯店に行って、味を確かめてみなければなるまい。