Lunatics in the air

with maniac love of SHINJI TAKEDA
since 6 Jan 2006

2006-01-28 | 詩もどき
凍える街に
雪の欠片が舞う

いつか見た幻の
白い羽根に似た


街は柔らかに揺れながら
あなたの声を聴いている


忘れてしまった大事なものを
無理に掘り返さなくていい
今ここにあるものだけ
しっかり抱き締めていれば


手袋の手のひらに
一片の雪

キラキラと
輝いては
消え・・・


あなたのいる場所に
いられる時を待ちわびる

あなたがいる街で
白い息を吐きながら


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