Lunatics in the air

with maniac love of SHINJI TAKEDA
since 6 Jan 2006

あれからまた約1年(笑)

2008-04-18 | 独り言
ミュージカルという、自分自身が「健康に」エネルギーを放つことが出来る場所を得て、真治トート初演時に感じたことは、やっぱり現実になったようで(笑)

舞台の上で歌う真治は、ますます元気に瑞々しく、楽しげになっていき、彼自身の表情や調子も、2年前からはそれ以前と比べてだいぶ(あれでも)安定しましたね。
それでも機嫌が悪い時には、ファンの前でそれを隠そうとはしない彼ですが(笑)

「狂った真治」が毎回見られる貴重な機会、「エリザベート」の再演が初演時に流れていた巷のウワサどおりに2008年に行われます。
8月から1月までという長期公演は、Wキャストとはいえ彼には初めてのはず。

かわいいオードリーちゃんに、また「あんた誰?」っていう顔で見られて、しばらくは機嫌を直してもらえなくなっちゃうんじゃないかな?と、変なことを心配している私です(^^;

私自身は2007年からやたらめったら個人的なことでいろいろあって、ドッタンバッタンしながらここまでたどり着いたものの、真治トートには12月の東京公演まで会わない予定です。

私は私で頑張らなければいけないことが今はあるので。
それは、自分が望んだものと全く望んでもいなかったものとのダブルパンチというか、同時にやってきてしまったので仕方なく2つとも頑張ってる感じです。
どちらも、今しか出来ないことなので。あとで後悔しないために、そちらを優先します。

あ、言っておきますが、誰か他の人とかを追いかけてるわけではありませんよ?
めちゃめちゃ愛してる男性は、ある意味「残念なことに」(彼氏も旦那も好きな人も今はいないんで 笑)、父を除くと「武田真治」その人だけです。

って言い切っちゃう自分もホントどうかしてると思うのですが。

「愛され」ていないと生きていけない人と、「愛し」ていないと生きていけない人がいて、私は後者なんです。
私がものすごーく「愛し」ている人や物があれば生きていけるんです。
もちろん、家族(一人っ子なんで両親だけですが)と、友達は、勿論大事で必要なんで、それ以外に、という意味では。
私をとても愛してくれている人の近くにいるより、私がとても愛している人の近くにいたい。近くに行きたい。
そんな私が愛するものは、手に入らないものばかりなんですよ。
そして、私を求めてくれる人のことを私は好きになれない。
私ごときに惚れるような男はダメだと思うよ(笑)

エリザベートが求めていたのは何だろうね。
彼女のことを「わがままな女」だと言う人もいる。
私は逆に、ああいう性格の彼女を王妃にした皇帝が「わがまま」だと思う。
全ての間違いは、そこから始まっていた。

「愛」ってなに?「性欲」と「愛」の違いは?
「愛している」と言えば全て許されるの?「愛」ならなんでも尊いの?

真治トートを見ていると、「そうだよね、やっぱりそうだよね」と。
『「死」が、生きているエリザベートを誘う。』
ウィーン版の本来の意味は、そういうもっと抽象的なものなんだと思う。
けれど、真治トートは「欲しがっている」。「誘う」のではなく。
・・・なんて不毛な恋。初めから叶うことのあり得ない、不可能な愛。

彼が狂えば狂うほど、その「不可能性」は明確になっていき、
「死」は「死」ではなくなって自分自身すら見失っていくように見える。
ただ「彼女が欲しい」と、その想いだけに囚われて。

「武田真治」が「健康的に」「狂う」ことが出来る場所。
それが「エリザベート」(笑)

帝国劇場は広いからなぁ・・・ちっこい真治が余計に可愛く見えるね、きっと。
でも、あのサイズも、彼の「武器」なのですよ、舞台では。
その声をこの4月にやった「トライアンフ・オブ・ラブ」で改めて聞いて思ったんだけれど、やっぱり、彼は同年代の他の人に比べて異常に「少年」の匂いが強い声を持ってる。
だからこそ、あの身体が似合う。ドラマや映画では無理でも、舞台なら十分に10代の少年で通るよ、まだまだ(笑)それって、やっぱり、本人的には本音で言うときっともの凄く不満なんだろうけど、「武器」だと思うよ?

年齢という境界を越えて、時には性別という境界すら越えて、舞台の上の彼は彼が望んだわけではない方向へ、ほんの少し抵抗しつつも、小池さんに連れて行かれていってる。

面白い(笑) 小池さん!頑張ってください!!!
でもやっぱり王子はタイツはいてくれなかったね(^^;

さて。今年のトートはどんな衣装とズラで来るのかな?
楽しみ♪


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