昨日は冬至。
バタバタしていてすっかり柚子をお風呂に入れ忘れてしまった。
台所の窓辺には黄色いゆずが二つ仲良く並んでいる。
「一日遅れだけど、お風呂にゆず入れようか」と言うと、息子も娘もイェイイェイと大喜び。
お風呂に入る前からひとつずつゆずを持って、空に向かって放り投げたり床にコロコロ転がしたり。
クンクン匂いを嗅いでは「いいにお〜い」とうれしそうにしている。
いつもは「お風呂行くよ」と言った瞬間グダ〜と床に倒れ込み、
「もうだめ、今日は眠すぎて…明日の朝絶対入るから…」などとド下手な演技でお風呂行きを回避
しようとする子どもたちが、「お母ちゃん、早く行くよ!」スタコラサッサとお風呂場へ。
浴槽の前で「おれが先だ!」「わたしが先に入れる!」と激しい攻防の末、「せーの」でぽちゃん。
ぷかぷか浮かぶ黄色いゆずが二つ。
そのゆずをうれしそうに見つめる兄と妹。
ほんのり甘酸っぱい香りが広がったお風呂場にほの白い湯気がほわわんとゆれている。
ああきっと、幸福な風景とはこういうものを言うのだろう。
いつまでもこの幸せがつづくといい。
もしつづかなくてもこの一瞬の幸せをずっと忘れないでいよう。
ありきたりなことばしか今は思いつかないけれど、
ありきたりな幸せが今は死ぬほどほしいよ。
バタバタしていてすっかり柚子をお風呂に入れ忘れてしまった。
台所の窓辺には黄色いゆずが二つ仲良く並んでいる。
「一日遅れだけど、お風呂にゆず入れようか」と言うと、息子も娘もイェイイェイと大喜び。
お風呂に入る前からひとつずつゆずを持って、空に向かって放り投げたり床にコロコロ転がしたり。
クンクン匂いを嗅いでは「いいにお〜い」とうれしそうにしている。
いつもは「お風呂行くよ」と言った瞬間グダ〜と床に倒れ込み、
「もうだめ、今日は眠すぎて…明日の朝絶対入るから…」などとド下手な演技でお風呂行きを回避
しようとする子どもたちが、「お母ちゃん、早く行くよ!」スタコラサッサとお風呂場へ。
浴槽の前で「おれが先だ!」「わたしが先に入れる!」と激しい攻防の末、「せーの」でぽちゃん。
ぷかぷか浮かぶ黄色いゆずが二つ。
そのゆずをうれしそうに見つめる兄と妹。
ほんのり甘酸っぱい香りが広がったお風呂場にほの白い湯気がほわわんとゆれている。
ああきっと、幸福な風景とはこういうものを言うのだろう。
いつまでもこの幸せがつづくといい。
もしつづかなくてもこの一瞬の幸せをずっと忘れないでいよう。
ありきたりなことばしか今は思いつかないけれど、
ありきたりな幸せが今は死ぬほどほしいよ。