知り難きこと陰のごとく

デジモノ、嗜好品好きなWebプロデューサーのブログ。ソーシャルとは何なのか探求したいです。

ショパール150周年記念イベント@銀座 に行ってきました

2010-12-06 00:03:32 | Weblog

 
AMNさんからの紹介で、ショパール150周年記念イベント@銀座 に行ってきました。

上の写真はショパールの150周年モデル「L.U.C 150 all in one」3400万4500円

トゥールビヨンをはじめとした

24時間表示付きのパーペチュアルカレンダー、月と日付、閏年表示にくわえ、

シースルーバックの裏側に均時差、日の出&日の入り時刻、軌道式ムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示...

とちょっとあり得ないくらいの複雑時計です。(ユルス・ナリダンのトゥールビヨン見たときよりも震えた。。。)

で、イベントの模様は写真まとめたので、下記を。

L.U.Cシリーズは100万円を超えるハイスペックモデルなので、どういった層を狙っているのか、

『女性の宝飾』が強いイメージのショパールがなぜ男性用腕時計を今展開しだしたのか気になるところだったので、

会場にいたショパールジャパンの社長(9月に就任したばかりだそう)に聞いてみました。

私「100万円以上するL.U.Cシリーズだけど、どんな方につけてもらいたいの?」

社長(ちなみに日本語ペラペラ)「一言で言うと紳士。特に、創設者のルイ・ユリス・ショパールのようなクラシックな紳士につけて欲しい」

私「ショパールは女性の宝飾品のイメージが強いけど、どうして男性向けの時計はじめたの?」

社長「L.U.Cシリーズ自体は今に始まったっことではなく、1996年から展開しています。実はそこにアジアのマーケットと欧米のマーケットの構造の違いがあって、

アジアだと売り上げトップ10はすべて女性の宝飾品だが、欧米では半分男性向けの時計などが入っている。ほかの宝飾ブランドも同様の事態。まだまだ開拓できる市場。」

私「へー。それはおもしろい。そういえばL.U.Cシリーズをみていると、かなり無骨なイメージがありますね」

社長「そうですね。女性の宝飾品のイメージが強いからこそ、L.U.Cシリーズだけでなく、スポーティなモデルや無骨なモデルを出していますね。」

私「なるほど。確かに社長の時計もかなりインパクトありますね。」

社長「そうそう。これはミッレリアというシリーズ。(ブレゲやパテックと比べて)後発だからこそイメージを払拭するようなものを作ったんです。」

ちなみに社長がやっていたのはこれ。

リューズの存在感とか文字盤とかかっこいい。ミッレリアシリーズは中古だと20万円台から。私も過去に迷ったなぁ。

ショパールは現在年間4,000本くらいを生産している。これはほかのマニュファクチュールブランドからするとまだまだ少ない。

モノ作りを全面に押し出しブランドだからこそ、(超厳しい審査で知られるフルニエの検定基準をクリアーしている)

増産できないのかもしれない。

今回ショパール全体としても初めてのUstやブロガーイベントとのこと。

ソーシャルメディアを使って消費者との間をどうやって埋めて行くのか。今後のショパールの動きに注目したい。

L.U.C Chrono One

当日の模様(Ustのアーカイブ)

http://www.ustream.tv/recorded/11241589




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